クラブ14本使わさせられる、あなどれないコース
バックティーだと、Par3は170-200yが中心で、ティーショットながら上のクラブを必ず使うことになる。Par3が3ホールあるところは、Par5が3ホールになっているので、FWの出番も多く、トータルのヤーデージは数字上は短いながらも、DWで打って2打目ウェッジが続く河川敷的レイアウトと異なり、気付けば一通りのクラブが上達するコースだ。
グリーンは周囲の河川敷より確実にワンランク以上のクオリティ。白、青からだと癒し系。黒だと見た目より手強いコースになり、ニーズに応じて使い分けられる。都心からでも笹目橋手前から裏道、または裏道経由で首都高与野からなど、あまり渋滞と無縁なルートで往復できるのも魅力。スタッフやクラブ競技の雰囲気も良い。
施設的には古いし、河川敷故に荒川の影響でコンディションが左右される部分はあるが、PGMの稼ぎ頭コースということもあり、2019年洪水による水没時の復旧も、全国のグループから大量の人員が動員され、27Hの復旧は被害の大きさの割にはかなり早かったと言えよう。今後も同様の対応が期待できる。水没後はホールによって打ちにくい。時期もあるが、自分の弱点が曝け出される時期とも言え、ポジティブに向き合えばステップアップのチャンスになると思う。新規募集がないコースなのでメンバーが増えないから予約は安定して取りやすい。一人予約にも積極的なので仲間がいなくても、土日祝日でも、わりと直前でも予約に困ることはほぼないだろう。