横浜の住宅地の中に広がる東西36ホールのチャンピオンコースです。東コースは2000年から改修工事に着手し、2010年には1グリーン化と大胆なバンカーレイアウトなど取り入れた攻撃的なコースに生まれ変わりました。また、西コースは2014年~2016年にかけて世界的にも有名なクーア&クレンショーの手により、トーナメントプレーヤーも挑戦し甲斐のある自然回帰型のクラシックデザインに改修されました。
ご入会時の初期費用や年会費が高い面は否めず、神奈川県の名門コースの中ではややゴルフ会員権相場は低迷しています。ただ、アクセスの良さや年々進化するハード面は魅力的なゴルフ場です。
横浜の市街地にある名門コース。1978年日本オープン(セベ・バレステロス)、2012年日本女子オープン(フォン・シャンシャン)、2018年日本オープン(稲森佑貴)と、メジャートーナメントの開催コースになっています。西コース(及び東2ホール)は、2014-2016年にかけて、海外の名門コースを数多く手がけてきたクーア&クレンショーにより、全面改修が行われました。相山武夫設計のコースの趣を残しつつ、自然回帰をテーマにして、トッププロ達をも唸らせるチャレンジングなコースに生まれ変わっています。
2012年に名義書換料が値上がりし、ここ数年で2回(2017年、2021年)の年会費の値上げがあったため、会員権相場がやや低調になる時期もありました。ただ、2021年に入り、ハード面の良さも評価され、徐々に相場も盛り返してきています。
【女性入会】女性名義からは可能
【国籍制限】日本国籍
【年齢制限】30歳以上
【紹介者】正会員1名(在籍2年以上)(自署実印捺印/印鑑証明添付)
【法人取扱】法人⇔個人
【面接】面接あり
【その他】原則としてJGA加盟ゴルフコース正会員でハンディキャップ取得者
※名義書換受付はコース宛。
※年会費は継承可(会計年度1月~12月)。
※譲渡通知の送付先はコースに、株式会社横浜国際ゴルフ倶楽部 代表取締役 宛
古くは鎌倉への要衝として栄え、帷子川の支流である今井川沿いの丘陵地に開発された36ホール。戦後、芝の生産地だった本エリアに注目し、実業家であり設計家でもある相山武夫の手によって開発された。JR横須賀線・東戸塚駅からわずか10分の位置にあり、市街地の中に広がる自然豊かなコースでは、桜や紅葉など四季折々の花木を楽しむことができます。
2000年以降、横浜カントリークラブは積極的な投資を続けています。2000年には東コースのベント&ワングリーン化を実施し、2014年にはビル・クーア&ベン・クレンショーの手により、西コースを約30億円をかけて大幅に改修しました。この結果、西コースは神奈川県内を代表するコースとなり、東京オリンピック開催時には霞ヶ関カンツリー倶楽部に次ぐ第二候補として選定されています。
東コースは2000年、佐藤謙太郎の設計により改造されました。市街地を一望できる戦略性豊かなレイアウトでありながら、BLUEティからは6,157ヤードと比較的短いため、年配の方にもラウンドしやすいコースです。古くからのメンバーの方は、東コースを好んでプレーされることが多いと言われています。
※東コースの17番ホールおよび18番ホールは、クーア&クレンショーによる改修が行われています。
一方、西コースはバックティから約7,000ヤードを誇るタフなチャンピオンコースです。クーア&クレンショーによる改修により、バンカーの形状や配置が見直され、トーナメント仕様のグリーンは傾斜があり、速いため、繊細なプレーが求められます。
メンバーになることで、東・西それぞれ趣の異なるコースレイアウトを楽しむことができます。
コース改修やクラブハウスの修繕に伴い、段階的に年会費が値上がりしています。
◆正会員の年会費推移(税別):
・2017年~:60,000円から90,000円
・2021年~:120,000円
・2026年~:180,000円
※入会預託金も2025年から800万円に値上がり
正会員の名義書換料は440万円(税込)で、神奈川県内のコースとしては最も高額です。また、入会審査が厳しい点も特徴で、推薦人がいても入会資格条件を満たさない場合、審査が通らないことも多いです。このため、名門コースでありながら、県内の他の名門コース(戸塚、相模原、磯子、厚木国際)と比較して、横浜カントリークラブの会員権価格は相対的に安価になっています。
それでも、渋滞の心配のない絶好のロケーションと、進化を続けるハード面が評価され、当クラブは継続的に買いの問い合わせが寄せられる人気コースとなっています。
【2024年6月】入会預託金&年会費の改定
2025年1月から入会預託金を改定、2026年1月から年会費を改定する。
入会預託金
(正会員)6,000,000円から8,000,000円
(平日会員)3,000,000円から4,000,000円
年会費
(個人正会員)132,000円から198,000円
(法人正会員)198,000円から264,000円
(個人平日会員)99,000円から132,000円
(法人平日会員)132,000円から165,000円
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【2020年5月】年会費の改定
2021年1月1日から年会費を改定する。
年会費
(個人正会員)90,000円から120,000円
(法人正会員)150,000円から180,000円
(個人平日会員)70,000円から90,000円
(法人平日会員)90,000円から120,000円
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【2018年10月】日本オープン開催
大会名:第83回日本オープンゴルフ選手権競技 2018
日程:2018年10月11日~10月14日
コース:横浜カントリークラブ(西コース16ホール、東コース2ホール)
優勝者:稲森 佑貴(ツアー初優勝)
※クーア&クレンショー設計事務所による西コース改修以降始めてのトーナメント開催。
トーナメント開催は2012年の日本女子オープン以来6年ぶり。
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【2016年12月】年会費の改定
平成29年度(会計年度1月~12月、継承可)から年会費を改定する。
(個人正会員)60,000円から90,000円
(法人正会員)120,000円から150,000円
(個人平日会員)50,000円から70,000円
(法人平日会員)60,000円から90,000円
(80歳以上の会員)15,000円から45,000円
(90歳以上の会員)15,000円から22,500円
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【2016年9月】西コース本オープン
アメリカのクーア&クレンショー設計事務所に依頼していた西コース改修プロジェクトが完了し、9月10日から本オープンとなった。当面は一日の予約組数上限を制限し、9月20日からはメンバー同伴であればビジターのプレーも可能となる。
コース改修を指揮したクーア&クレンショー設計事務所は、数多くのアメリカの名門コース(パインハーストNo.2など)などを手掛けており、アメリカを代表する設計事務所のひとつ。古典的なデザインを重視しつつも、コースの地形をいかしたデザインを得意としている。既に発表されている2018年日本オープン開催に向けて平成26年8月から西コースを大幅改修していた。
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【2016年6月】2018年日本オープン(第83回)開催決定
日本ゴルフ協会の理事会で、2018年(第83回)の日本オープン開催コースを神奈川県の横浜カントリークラブに決定した。日本オープンでは現在、Coore&Crenshaw,Incが改修している西コース16ホールと東コース2ホールが使用される予定。
横浜カントリーでの日本オープン開催は1978年以来2度目。
西コース(含む東コース2ホール)は2014年8月からはクーア&クレンショー事務所の設計により近代化改修を実施しており、2016年9月上旬には西コース18Hが本オープンする予定。
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【2013年9月】西コース近代化改修
昨年日本女子オープンが開催された西コースにおいて、コース新設に近い全面的な改修を行うと発表。設計はアメリカを代表するコース設計事務所のCoore&Crenshaw,Inc.が手掛ける。同社の代表作は2014年全米オープン、全米女子オープン開催コースのPinehurst No.2。同社では西コースの持つ素晴らしい地形や特徴を活かしつつ、 クーア&クレンショーによる独自の視点を盛り込むとしている。長年培われた西コースの持つ伝統や品格を活かしつつ、より洗練され磨きをかけていく方針。グリーンは1グリーン化される。
2015年11月仮オープン
2016年5月本オープン
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【2012年9月】日本女子オープン開催
大会名:第45回日本女子オープンゴルフ選手権競技
日程:2012年9月27日(木)~2012年9月30日(日)
コース:横浜カントリークラブ西コース
優勝者:フォン・シャンシャン(優勝スコアはイーブンパー)
※西コースはこれまで数多くのトーナメントが開催。
2010年タイガー・ウッズ、2011年はロリー・マキロイがテレビ収録で来場。
東コースは1992年、1993年にヨネックスレディースオープンが開催された。
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【2012年3月】入会金および入会預託金の改定
2013年1月16日以降の入会申請分から入会金(名義書換料)および入会預託金を改定する。
入会金
(正会員)1,575,000円から4,200,000円
(平日会員)787,500円から2,100,000円
入会預託金
(正会員)8,000,000円から6,000,000円
(平日会員)4,000,000円から3,000,000円
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【2008年3月】「横浜カントリークラブ(横浜CC)開業50周年事業について」
横浜カントリークラブでは2010年に迎える開場50周年にあたり、50周年事業としてコース・施設の更新を図る。
□横浜カントリークラブ(横浜CC)東アウトコースの改修
2010年1月より横浜カントリークラブ東アウトコース9Hをクローズし、計27Hでの営業
アウトは高低差の大幅解消を図る一方で、戦略性の向上を目指す改修計画。
□横浜カントリー西コース近代化改修とクラブハウスの建替え
また、横浜CCの西コースでは2012年に「第45回日本女子オープン選手権競技」が開催予定。開催後にはクラブハウスの建替えも予定されている。