• ホーム
  • ゴルフ会員権ネットブログ

BLOGスマートゴルフを目指して

2014.09.02

大宮国際カントリークラブ

クラブハウスの第一印象は「大きな体育館です」。重厚感はありませんがシンプルで機能的、トイレ洗面所もきれいでした。
 

clubhouse-okcc.JPG

※シンプルできれいな造りの大宮国際CCクラブハウス


45ホール(ちどり、しらさぎ、ひばり、とき、せきれい)なので受付に5枚のプレートが下がっていました。コースによってセルフ手引き、乗用カートに分かれます。すべて野鳥の名前でしたが近辺に棲む種類なんだろうと思います。

朝食を食べに2階レストランへ行くと全く人影が見えませんでした。トーストセット540円と割安なのに食べる人が少ない・・・・・。理由が分かりませんでしたが皆様家が近いので朝食の利用が少ないのだと気が付きました。駐車場を見るとほとんどが大宮ナンバーで練馬がちらほら混じる程度でした。

広々とした河川敷コースですが樹木は大きくセパレート感は十分です。芝付も素晴らしい状態でした。全く平坦なのでやや単調ですが思い切りスウィングできるのはありがたい限りです。
 

no1chidori-okcc.JPG

※芝のコンディションもよく開放的なちどりNo1


ゴルファーの姿をあちこちに見かけますがボールが飛んでくるような狭さはありません。

コース、アクセスのポイントは間違いなく高いと思います。更にそれよりもポイントが高いというか驚かされたのはプレー料金でした。

手引きとはいえメンバーだと4,828円(税込)、コースは限定されますがカート利用だと1,620円プラス、ビジターでも10,880円(税込)で食事付と土曜日にしては破格な価格設定です。友人や家族を同伴しやすいのではないでしょうか。
 

no4chidori-okcc.JPG


メンバーの絶対数は多いようですが土曜日のツーサムを予約したのは前日の金曜日です。ツーサムも割増なし、ロッカー代もなしで言葉は悪いですがせこく単価を上げようとする
コースが多い中、堂々としていて気持ちがいいくらいです。

もう少しお洒落な感じや贅沢な気分を望むゴルファーには物足らなさもあると思いますが朝、天気を見て、コースに30分で着いて、5,000円で手軽に散歩代わりにプレーしたいというゴルファーにはもってこいのコースではないでしょうか。
 

no6shirasagi-okcc.JPG


フラットなので18ホールすべて歩きでも疲れず、乗用カートも選択可能となれば長く使えるコースと思います。

川越グリーンクロスが何ホールか接していて地形や植栽の感じは全く同じでした。
 

no9shirasagi-okcc.JPG

※グリーン前の大きな池がプレッシャーになるしらさぎNo9


6月から50万円だった書換料を10万円に減額し更に預託金(金額は20万円~25万円内が多いです)から10万円充当できるようになりました(書換料は実質消費税の8,000円のみ)。

名義書換料収入が大きなウェイトを占めるコースが多い中、多くのゴルファーにとって大変ありがたい大英断と思います。こういうコースが益々増えれば会員権市場ももっともっと活性化されると思わずにいられません。

今年の2月頃2~3万円だったゴルフ会員権相場が現在20万円前後まで上がったのは何よりもその証左です。

 

大宮国際カントリークラブ会員権相場

 

no6chidori-okcc.JPG

 

ゴルフ場紹介

2014.06.09

八幡カントリークラブ

館山自動車道・姉崎袖ヶ浦インターを下りてしばらく車を走らせると八幡カントリークラブに到着しました。インターから車で約5分とアクセスは申し分ありません。住宅地とは言えませんが、周りには新興住宅もあり道路に接してクラブハウスがあります。

 

clubhouse-yawata.JPG

 

玄関を入るとシニアの方が多く和気藹々とした雰囲気を感じます。若く派手目な女性ゴルファーは少なかったですが、意外とジュニアゴルファーも目につきました。

受付の女性スタッフの方は明るく気さくで感じがよかったです。
 

clubhouse4-yawata.JPG

※2階レストラン


歴史のあるコースなのでレトロ風のクラブハウスに御洒落感はありません。ただ、スタッフの対応やメンバーの様子などから居心地の良さは感じられます。

またハウス内は、所狭しとゴルフ用品が並ぶコースとは異なり、お土産が少し置いてある程度。余りにも商売度外視であり(そういうコースに最近慣れているせいか)珍しく感じました。

今回は八幡CCの中コースと西コースをラウンドしました。
 

2-naka03-yawawta.JPG

※中コース3番


・想定していたよりも起伏があり、打ち上げ、打ちおろしのホールが多い
・フェアウェイはそれほど広くなくブラインドホールが多いため、ドライバーショットの落としどころが重要
・高麗、ベントの2グリーンは小さく難しい
・全体的に距離は短いため、ドライバーが230~240Y飛ぶと残りはウェッジでアプローチとなる
・距離の短さを補うクリークが随所に配置されている
 

nishi07-yawata.JPG

※西コース7番

一見すると地味な印象を受けるゴルフ場かもしれません。しかし入会希望者がコンスタントに多いのはなぜか?パッと見た第一印象ではわかり辛いかもしれません。

一緒にラウンドしたメンバーの方にいろいろ伺ったところ、「スタッフが親切で居心地が良い」、「儲け本位の経営ではない」、「気軽に予約を取れる」、「距離は短く多少あか抜けないところはあるかもしれないが、ハーフ3時間とかお昼1時間とかは記憶にない」、「レストランの1,000円の八幡ランチが好評」といったお話をたくさん聞くことができました。シーズン週末でのプレーでしたが、昼食はきっちり40分間でした。

 

naka-01-02-yawata.JPG

※中コース1番


八幡CCのメンバー特典も多く、家族でゴルフを楽しめる施策が充実しています。主なところを挙げてみると

「終身会員制度」・・60歳以上のメンバーは家族に会員権を譲渡することができ、そのまま終身会員として残れます。在籍1年以上であれば制度の利用ができ、ゴルフ会員権を1口買えば2人がメンバーになれるお得な制度。

「家族登録制度」・・メンバーの配偶者および2親等の方が対象で、通常価格よりも割安でプレー可能。

「ジュニア同伴プレー」・・保護者同伴であれば、シーズン料金平日3,000円、土日祝日料金4,000円でプレー可能。ジュニア向けカレーライスは500円とお得だそうです。
 

5-nishi04-yawata.JPG

※西コース4番


八幡CCは、今の時代では珍しいハードよりもソフトが優先されたコースの典型です。入会面接の際、コース側は入会希望者にコースの弱点を先に説明するそうです。

メンバー優先でプレーしていただきたいため、ネットゴルファーは週末は若干数で平日でも10組程度だそうです。

ハーフで3時間かかってしまうコースは、詰め込みすぎが原因なのではなく、ネットゴルファー比率が多いことが大きな要因です。土日にネットゴルファーの枠を少なくするという経営判断はかなり大変なことだと思いますが、迷わず実行しているのは大いに評価できます。

 

八幡カントリークラブ(千葉県市原市中高根1418)

アクセス:館山自動車道・姉崎袖ヶ浦ICから八幡CCまで車で約5分。

ゴルフ場紹介

2014.02.13

小田原GC日動御殿場コースの名義書換料還元キャンペーン

4月から新入会者(正会員)にはプレー券として80,000円分を配るというものです。1回分5,000円で16回分のチケットが配られるのでメンバーになれば6,000円前後のプレーフィが1,000円になるというありがたいものです。

土日に1回約1,000円でプレーが出来ればおのずとプレー回数も増えるはずで画期的なサービスといえるのではないでしょうか。

小田原GC日動御殿場コース開場30周年入会キャンペーン概要

通常名義書換料はゴルフ場の利益では予算外というか営業外収入のような捉え方をしがちです。

【ゴルフ場の営業利益計算式】
「プレー費用」×「入場者数」-「固定費」=営業利益

グループで運営をしているゴルフ場などは上記の営業利益を厳しく求めるので営業外収入と位置付られている名義書換料収入などは現場ではあまりインセンティブにならないケースがあります。

小田原GC日動御殿場コースのキャンペーンはこの考え方を変えるきっかけになるかもしれません。名義書換料と営業収入を一つにしてトータルで考えるという意味では画期的なキャンペーンです。

「ゴルフ場に入会しやすくする」→「アクティブメンバーが増える」→「プレー回数が増え年代が若返る」→「ゴルフ会員権相場が上昇する」→「購入検討者が増える」という好循環が生まれてくるのではないでしょうか。

ゴルフ場紹介 会員権相場

2013.10.31

千葉夷隅ゴルフクラブ

大多喜の大地にゆったりと展開される27H。フェアウェイの広さは特筆ものでした。ドライバーが全て伸び伸び打てるホールの連続で距離もたっぷりです。レギュラーティからティショットし残りは6,7番アイアンが当たり前で、中にはドライバーがいい当たりしてもユーティリティを使わざるをえないホールもかなりありました。セカンドがピッチングやアプローチというホールはなかったように思います。
 

higashi09-chibaisumi.jpg


前進4打や1ペナの所謂「コース側の進行上の杭」が見当たらなかったのにも驚きました。

アクセスは想定の通りで木更津東インターから40分、アクアラインを利用する場合はやや遠い印象です。田舎道をくねくね走るので余計にそう感じます。帰りもアクアラインが混んでいるので早目のスタートでないと辛いものがあります。
 

nishi01-chibaisumi.jpg


クラブハウスがやや古くて垢抜けたお洒落な印象はなく、どちらかといえば地味な印象でしたが、スタッフが明るく声を掛けてくれるので好印象でした。

「価格が一番のサービス」と考えるならばセルフで19,000円食事別というのはゴルフシーズンとはいえやや割高な印象です。コースを考えれば致し方ないかとは思いますが、もう少し近いところでも安いところがあるのではなどと考えてしまいました。
 

minamino6-higashichiba.jpg


南、東コースを回りましたが南は2時間50分、南コースは毎回混むようです。東は2時間20分でした。経営は韓国系のエイチ・ジェイというグループで米原GCも含め国内で何箇所かを運営しているようです。千葉夷隅ゴルフクラブは経営が変わってから8年位経ちますが何か大きく変わったという評判は聞いていません。
 

nishi02-chibaisumi.jpg


千葉夷隅ゴルフクラブでは、今年の4月22日から12月31日受付分まで期間限定での名義書換料半額キャンペーンを行っています。通常84万円の書換料が42万円となるため、本格的なコースでゴルフライフを楽しみたい方が多くご検討されていらっしゃいます。

たっぷりとした距離、広々したフェアウェイ、うねりのある早くて難しいグリーン、上級者に人気があるのも頷けます。
 

千葉夷隅ゴルフクラブ会員権相場

ゴルフ場紹介

2013.10.04

ターゲットは30~40歳台

いきなりクイズで恐縮ですが「八幡カントリークラブ」、「かすみがうらOGMゴルフクラブ」、「千葉夷隅ゴルフクラブ」この3コースに共通するのは一体何でしょうか?

クイズにするまでもないのですが最近お問い合わせがきわめて多いコースです。
実際のお取引ももちろん多くなっています。

なぜか?答えは簡単です。
名義書換料を値下げした又は値下げキャンペーンの締切を延長したコースです。

・消費税もあがるので景気の先行きが不安
・こんな時にゴルフ会員権を買っても大丈夫か
・6月まで相場は騰がったようだが7月以降3ヶ月連続値下がりした

長い目で見れば相場はそれほど変わらないだろうからイニシャル(名義書換料)が安い内に買っておこうという心理が働いていることは間違いありません。

PGMグループが名義書換料に預託金充当プランを打ちだして圧倒的な支持を得ているのも同じ流れだと思います。

名義書換料0円を打ち出した「さいたま梨花カントリークラブ」の相場は2013年10月現在20万円前後、書換料0円を打ちだす前の相場が数万円だったことを考えるとその効果は覿面です。

ゴルフ会員権には既に経済学用語の「ヴェブレン効果」は薄くなっていると言わざるを得ません。

必死になって新しい世代を取り込もうとしているゴルフ場はやはり応援したくなります。

逆に住宅でも車でも各メーカ-は必死になって若い世代を取り込もうとしているにもかかわらず、初めてゴルフ会員権を買おうとしている30~40歳代のゴルファーをゴルフ場が必死になって取り込まなくていいのかなあとやや不安になってしまいます。

ゴルフ会員権取引 会員権相場