BLOGスマートゴルフを目指して

2024.05.31

千葉県のオークヒルズカントリークラブでプレーしてきました

都心からもアクセスが良いオークヒルズカントリークラブでプレーしてきました。最寄りの大栄ICを右に曲がり(左に曲がると先日ブログにした長太郎CCです)、インターを降りて10分圏内でコースに到着します。姉妹コースのグレンオークスとの共同で空港第二ターミナルからクラブバスも運行しているようなので、電車派ゴルファーも利用できなくはないようです(ただ、朝は一便、夕方は2便と本数は多くありません)。

オークヒルズカントリークラブ(千葉県香取市苅毛893)

外壁をレンガで囲まれ重厚感、高級感あるクラブハウスはプレー前からテンションが上がりますが、1982年開場の為か、室内はやや古さも感じられました。築40年以上なので仕方がありません。

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ロッカーは1階と2階に分かれており、2階には浴室やメンバー専用ロッカーなどがあります。

以前はアコーディア・ゴルフのハイエンドコースとして、アコーディアを前面に打ち出さず独立系コースのような雰囲気がありましたが、現在は入場のシステムからグリーンのピンフラッグまで「アコーディア」ブランドで統一されていました。

過去には1983年から1989年までレディーボーデンカップが、1991年から1992年は明治乳業カップなど多くの女子ゴルフトーナメントが開催されてきたこともあり、ロッカーにはトーナメント開催時の写真が掲載されています。

設計は、日本でも美浦ゴルフ倶楽部など、数多くのコースを手掛けたR・T・ジョーンズJrで、大きなワングリーンに池とバンカー絡む18Hになっています。現在主流になりつつある「ベント・1グリーン」は日本ではオークヒルズが初めて導入したそうで、設計当初からアメリカ式のゴルフ場を目指していたことが伺えます。

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INからのスタートになりましたが、OUTも含めスタートホールはフェアウェイが広々しているのが特徴です。No.11以降、数ホールは林間コースのような趣のホールが続きます。池越えのショートや左ドッグレッグのミドルなどを終えたNo.16はグリーン前の池が美しいロングホールです。

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グリーン前にはコース名の由来でもある大きな「オークツリー」が植えられ、レンガで縁取られた眼鏡橋も印象的。池と緑の対比が美しい名物ホール。

メンバーの中には16番、17番にまたぐ池の鯉に餌をあげる方も多いそうで、人懐こい鯉も特徴です。前半は2時間弱で比較的スムーズでしたが、週末ということもあり、昼休憩は90分でした。

OUTは全体的にフェアウェイが広々しており、気持ちのよいホールが多かったです。

out-oakhills.jpg

ただ、大きめのバンカーがティショットエリア、グリーン周りに多く配置されており、見た目の開放感とは別に意外に落としどころが絞られるのが特徴です。

no4-oakhills.jpg

【レストラン】
普通の雰囲気のレストランで、休憩時間も長かったこともあり餃子などの再度メニューを頼んだ後、メインの「ポークジンジャーステーキ」を食べましたがこれはボリューム満点でした。

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一段下がったところにメンバーエリアのありましたが、当日は誰も利用していませんでした。

【練習環境】
クラブハウスを出てやや下ったところに135Yのドライビングレンジがあります。距離は短いですが、ドライバーの利用もできるため、ウォーミングアップには十分です。

またクラブハウスを出たところにアプローチ&バンカー練習場があります。

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本エリアはメンバー専用?の様で、ビジターが練習している感じではありませんでした。外から見た感じでは芝の状態もよく、数十ヤードの練習を行うには非常に適した環境でした。

【オークヒルズカントリーの会員権】
オークヒルズカントリークラブでは、2022年9月から名義書換料を正会員:60万円から80万円(税別)に値上がりしています。以降、会員権相場はぱっとしない状況が続いています。2018年までは名義書換料が30万円(税別)でしたので、6年前に比べて倍以上の値上げとなっています。近隣コースの主な名義書換料は以下であり、アコーディア2コースの名義書換料が高いのが伺えます。

<近隣コースの名義書換料(税別、正会員のみ)>
グレンオークスカントリークラブアコーディア):80万円
長太郎カントリークラブ(PGM):30万円
京カントリークラブPGM):35万円
香取カントリークラブ:30万円

もしかしたら、ここ数年のコロナ禍におけるゴルフブームもあってか、メンバー主体の経営よりも客単価の高いビジター重視の姿勢に切り替えているかもしれません。この点については以前に考察をまとめていますので、ご一度いただけたら幸いです。

アコーディア・ゴルフの戦略

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