PGMによるアコーディアへのTOB不成立

2013年01月18日

PGMホールディングスによるアコーディア・ゴルフへのTOB(株式公開買付)が1月17日不成立となった。買付予定の下限である20%(応募株数は17%)に届かなかったため。アコーディア・ゴルフの株式を18%弱保有する投資会社株式会社レノはPGMの株式公開買付には応募しなかった。

PGMは昨年11月に経営統合を目的としてアコーディア・ゴルフ株の過半数取得(50.1%)を上限としたTOBを実施。アコーディア側がこれに反対表明を行っていた。

今回のPGMによるTOBは不成立に終わったが、PGMの神田有宏社長は「(アコーディア・ゴルフとの)経営統合というゴールに変わりはない」としてアコーディアの動向などを検討しながら経営統合の可能性を慎重に進めるとしている。

また、PGMでは公開買付を妨害する目的で情報操作が入り、TOB成立に向けて大きな影響が出たとして、証券取引等監視委員会に対して調査を依頼したことを明らかにした。17日正午すぎに一部メディアから出た「アコーディア・ゴルフが保有10ゴルフ場を総額150億円で売却し、自社株買い資金を捻出」とのニュースに対してアコーディア・ゴルフの株価は一時TOB価格を上回るまで上昇していた。PGMではTOB成立に向けて大きな妨害が入ったとしている。

【PGMによるアコーディアTOBに関連するニュース】
2012年11月PGMがアコーディアゴルフに対して経営統合を目的としたTOBを表明

 

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