標高約90mの小高い丘に造成され、コース内には5世紀初頭に造られた雷電山古墳があります。1963年開場と歴史もあり、樋口久子プロの所属コースとしても有名です。1992年には現在の大型のクラブハウスに建替えられています。
自然の地形を活かした27H(中、東、西)は、各コース趣が異なります。東コースは1992年にコースの全面改修が行われ、距離こそ短いものの、ドッグレッグも多くバンカーが戦略的に配置されており、ショットの正確性が求められます。中コースは中村寅吉氏により設計され、ベントと高麗の2グリーンを林で隔てるY字型の設計が特徴です。3コースの中で一番距離があり、適度にアップダウンがあります。2打目以降が打ち上げになるシチュエーションが多く、打ち上げショットの精度がスコアメイクの鍵になります。西コースは比較的フラットで、ラウンドしやすいコースです。Par3はいずれも池越えとなりプレッシャーがかかります。
元々の経営母体は総武都市開発グループでしたが、現在は株式会社川越カントリークラブ(東京都江東区)が経営を行っており、千葉県の中山カントリークラブや東京都の武蔵野ゴルフクラブが系列コースです。入会条件は正会員1名(在籍2年以上)が必須となります。また、名義書換料の他に入会預託金(正会員:50万円、平日会員:25万円)が別途かかります。
アクセスは、関越自動車道「東松山IC」より車で約15分、東武東上線 「東松山駅」東口からはクラブバスが出ており、本数も比較的多いです。