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2011.10.05
先日、お取引後にこんなメールをいただきました。
思わず最後の一文あたりでパソコン画面が滲んでしまいました。
「入金確認いたしました。このたびは、いろいろとお世話になりました。
ネットの検索で偶然見つけてお願いはしてみたもののメールのみの取引なので、最初は少々不安もありました。
丁寧で迅速なご連絡をいただき、最終的には安心してお取引ができましたこと、深く感謝しております。
ゴルフが大好きで病気になる間際までプレーをしていた父も、ゴルフ好きの方々にゴルフ会員権が利用され続けていくことを天国で喜んでいることと思います。
ありがとうございました。」
学生時代谷崎潤一郎の文章読本を読みましたが、思いが素直に伝わる「見本のような文章」と大作家も推奨してくれるのではと思います。
この仕事を始めて良かった、少しはお役に立てたと都合良く解釈し普段なら寝酒のウィスキーソーダ割りをいただくところですが、病気になる間際までのプレーを少しでも伸ばしたい、とショートパットの多い小心者はついウーロン茶に替えてしまいました。
2011.09.28
林間丘陵コースの典型ですが林間コースの狭さ、窮屈さは微塵もなく、丘陵コースの無理なアップダウンもなくゆったりとした設計でした。ボールが無くならないコースです。
「売り」はその距離の長さでドライバーがいい当たりをしてもセカンドはほとんどが150Y以上残ります。セカンド地点からは打ち上げが多いので2クラブ位上げないとグリーンに届かないホールがかなりありました。
詰め込み過ぎと巷間よく言われていますが前の組も我々の組も3人でした。
一緒に回ったメンバーの方(コースから10分以内のところに在住)によれば1人ならまずどこかに入れるそうです。最近若い人が増えてラウンド時間が掛かるようになった、商売熱心でワンオンチャレンジだの、帰りの土産だのレストランでも売店でもうるさいけどコースの整備は断然よくなったとのコメントでした。
クラブハウス1階はアコーディアゴルフおなじみのゴルフショップ、2階はガラスをモチーフにしたデザインでレストランからの秩父連山の眺めは圧巻です。深い森の「気」がガラス越しに迫ってくるような印象さえ感じます。
朝食はバイキングで630円、昼食も休日なのにステーキ膳がサービスで付いており色々工夫がされているようです。食器や食材にも新しい感覚が盛り込まれています。
寄居カントリークラブの隠れたハザードは「風」だそうで、いわゆる吹き下ろしがショットを左右する時があるそうです。
距離はたっぷりですがフェアウェイが広いので初心者でもプレッシャーは少ないと思いますが、よくよく見るとバンカーが効いていて(このバンカーの形状は近隣の名門コースを彷彿とさせます)セカンドからの距離もあるので中々パーオンしません。
寄居CCへは嵐山小川インターチェンジから10分、色々言う人がいるけど近くにある昔からのコースよりはるかにいいよ、近隣にお住まいのメンバーが最後におっしゃっていました。
2011.09.22
やや雨模様でしたが先週秦野カントリークラブでプレーしてきました。
東名高速横浜町田ICからゆっくり車を走らせて20分余り、秦野中井ICを降りて7km、約10分と非常に近い印象をあらためて強くしました。
クラブハウスはやや古くこじんまりとした雰囲気でコンパクトな印象です。受付を終え左にそのまま進むとマスター室とロッカーに分かれ動線が非常に少なくて済みます。
2階のレストランはざわざわした感じはありません。眺めは雨の影響で今いちでしたが晴れた日の眺めは富士山や大島も見えて圧巻のようです。ホテルの雰囲気というより気さくな町のキッチンという印象でした。レストランではメンバーとスタッフが親しげに会話をしていて微笑ましい感じでした。年配者の方も多く歴史のあるゴルフ場だと言うのが分かります。
秦野CCのコースはやや狭いと聞いていましたが左右が糊面になっておりボールの落とし所に気を使うほどではありません。フェアウェイのコンディションも最高の状態です。ドッグレッグや打ち上げ、打ちおろしと変化に富み同じようなホールは2つとありません。
フロントとバックティの差もあまりなくドライバーが230ヤード以上飛ぶと残りはアプローチになってしまうホールが多いですが、ワングリーンなのでアプローチを誤ると長いパットを残してしまうことになり細かいテクニックが必要です。
飛ばし屋のゴルファーには物足らない気もしますが初心者や女性、シニアには充分過ぎるコースです。
都心からのアクセスが抜群で眺めが素晴らしくアットホームなコース運営はメンバーからの評判も上々のようです。諸費用が安くメンバーでセルフだと6,360円です。
ビジターをさほど詰め込まずメンバー1人ならまず断られたことはない、一緒に回ったメンバーの方が言ってました。
「派手さはないがメンバー重視の良心的な経営」秦野カントリークラブを一言で説明するとそんな感じだと思います。
2011.08.19
震災後大手のPGMホールディングスでさえ1~6月の連結決算の発表を見ると売上16%減、入場者数12%減、前年165億の黒字が20億の赤字と大変厳しい結果となったようです。
売上16%減というのはどれだけ厳しい数字か。
18Hで5万人の入場があるコースだと単価1万円として売り上げは5億、その16%となると▲8,000万円ということになります。
あるゴルフ場の会員数が2,000人で年会費が40,000円とするとまるまる年会費による収入が全てが消えてしまう計算です。
既存のメンバーに負担はかけられない、年会費は上げられない、ビジターを増やそうとすればTシャツゴルファーが殺到すると八方ふさがりの中で有効な穴埋め策は皆無と言っていいと思います。
そこでご提案したいのが前回のブログでも書いた「名義変更活性化策」です。
既存のメンバーに負担を掛けず、スリーピングメンバーをアクティブメンバーに切り替え、入場者をじわじわと増やす窮余の策です。
それなりの覚悟も必要ですが実際の成功例(前回ブログ)を見れば早く踏み切るかどうかで5年先、10年先の生死を分ける決断になると思えます。
・ゴルフ場に相場なんて関係ない
・入会条件を緩くするとコースにそぐわないメンバーが入ってくる
ゴルフ会員権ネットが手数料を安くすることで多くの若いネットユーザー層から引き合いをいただいてます。もちろんまだまだ市場全体の声とは言えませんがある種の先端の声である気は致します。その多くの新しい層の方が何を望まれているか。
「名義書換がゴルフ場を救う!」
予想外に多く扱わせていただいて切にそう思います。
2011.08.11
とあるコースの名義書換件数の推測です。
弊社の取り扱い件数から全体を類推したものですから確かな数字とは言えませんが、色々な要因からかなり実態に近いのではと密かに自負しております。
名義書換件数、年間200件、つまり200人の方が新しく会員になったことになります。
・少なく見積もって年間30回(入会したてが一番多い)プレー
・一回当たりの費用はメンバーフィー約8,000円(セルフで食事代込み)
で計算するとざっと4,800万円です。200人の方の名義書換料、物品売上げ、ビジター同伴売上げ、等を加えるとざっと1億円は下らないのではと推察されます。
今まで免除になっていた年会費が名義書換により生き返ってくるのはもちろん、何よりコースにとって大きいのは30,40代の新しい会員を取り込める事だと思います。
まさに細胞の活性化と言えます。
市場全体として名義書換が低調な現在、年間の名義書換件数が20,30件のコースがざらにある中で驚異的な件数です。
もちろん色々な要因があり(ゴルフ会員権を扱う立場として買い手側の意向をダイレクトにお聞きしています)簡単にその件数に到達している訳ではなさそうです。コース側の努力も大きいと思います。
新しい細胞同士が「お久し振り」と声を掛け合う状況を一刻も早く作り出すお手伝いが出来ればと切に思います。
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