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2026.01.07

名義書換料値下げで注目される習志野カントリークラブ

名義書換料値下げで注目される習志野カントリークラブ

昨年は秋頃から、PGM・アコーディア・ゴルフ系のゴルフ場を中心に年会費値上げの報が相次ぎ、年末にかけて売却に関するお問い合わせが増加しました。

そのような中、千葉県の習志野カントリークラブも、正会員の年会費が 88,000円 → 132,000円 へ改定されるとの発表がありました。

しかし他コースとは対照的に、習志野カントリークラブでは10月頃から買いの問い合わせが増えるという、やや稀有な動きを見せています。

◆トーナメント開催実績に裏打ちされたコースクオリティ
習志野カントリークラブは、1974年から1997年まで「サントリーオープン」の開催コースとして知られ(1998年〜2007年は総武カントリークラブ開催)、近年では PGAツアー「ZOZO CHAMPIONSHIP」開催コース としても有名です。

国内外のトーナメント開催実績に裏打ちされたコースクオリティの高さには、以前から定評があります。

◆これまで買い希望が多くなかった習志野CC
これまでの会員権相場は一桁台が続いており、弊社においても、習志野カントリークラブは長らく積極的な買い希望が入りにくいコースという位置付けでした。

◆習志野CCの問い合わせが増え始めた理由
ただし、GRANDブランドとして位置付けられたことにより、今後はハイエンドコースとしての運営が期待されている点も含め、問い合わせ増加の主な要因を以下に整理します。

① 名義書換料の大幅な引き下げ
2026年1月より、名義書換料が従来の半額に改定されました。
(正会員)220万円 → 110万円
(週日会員)165万円 → 82.5万円

GRAND会員向け名義書換料優遇制度の発表
GRAND限定コースにおけるメンバー特典として、名義書換料が通常の1/4となる追加入会特典 が発表されたこともあり、一気に習志野CCへの注目度が高まった印象です。

<参考リンク>
アコーディア・ゴルフGRAND(習志野、東千葉、グレン、オーク)追加入会特典
総武CC、成田GC(千葉県)在籍会員向け「追加入会特典」

例えば、GRANDの東千葉CCやオーク・ヒルズカントリークラブのメンバーの方が、期間限定で習志野CCの名義書換料が 75%割引 となるのであれば、
「この機会にホームコースを変更しよう」
「追加でトーナメントコースを保有しよう」
といった動機が生まれたとしても不思議ではありません。

③ 近隣他コースと比較した際の「割安感」
習志野カントリークラブと比較されやすい近隣コースの名義書換料・年会費(正会員のみ)は以下の通りです。

ゴルフ場名 名義書換料 年会費 ホール数
習志野カントリークラブ(キング・クイーン・空港) 110万円 13.2万円 54ホール
(1)総武カントリークラブ 165万円 13.2万円 54ホール
(2)PGM総成カントリークラブ 165万円 11万円 27ホール
(3)成田ゴルフ倶楽部 330万円 19.8万円 18ホール
(4)袖ヶ浦カンツリークラブ 330万円 15.4万円 36ホール
(5)中山カントリークラブ 110万円(+入会預託金50万円) 5.5万円 18ホール
(6)平川カントリークラブ 110万円 7.7万円 18ホール

こうして比較すると、PGAトーナメント開催コースでありながら、上記に挙げたコースと比較すると、名義書換料水準は相対的に抑えめという評価が広がったことも、問い合わせ増加の一因と考えられます。

◆習志野CCがホームコース格上げの「新たな選択肢」に
これまで千葉県内でホームコースのグレードアップを検討される際は、総武カントリークラブ、PGM総成カントリークラブ、平川CCなどが主な候補となるケースが多く見られました。

そこに、
「GRANDブランド × PGAツアー開催実績 × 名義書換料減額」という条件を備えた習志野カントリークラブが加わったことで、新たな選択肢として検討され始めた印象です。

年会費は引き上げられたものの、本格的なPGA仕様のコースを楽しめる環境を考えると、
「名義書換料が従来の半額になるなら検討したい」
「総武やPGM総成クラスよりも初期費用を抑えられる」
とお考えになる方も多く、近隣ホームコースからの買い替え需要も増えてくると見られます。

◆現在の会員権価格は安いのか、高いのか?
習志野カントリークラブの会員権相場は、2025年10月下旬には10万円台だったものが、11月には20万円台へ、さらに年末にかけては30万円台半ばまで上昇してきました。今年に入ってからは、1月初旬現在ではっきりとした売りが少ない状況となっています。

ご存じの方も多いかと思いますが、アコーディア・ゴルフのゴルフ場では、名義書換時における年会費の月割継承が認められておりません。そのため、売り手が新年度の年会費を支払った後は、年会費の月割精算ができず、年会費は支払い切りとなります。

この影響もあり、年末に売りが集中し、年明けは売りが少なくなるという市況が生じやすい傾向があります。

年明けの需給環境を踏まえると、春のゴルフシーズンに向けてさらに相場が上昇する可能性も十分考えられます。一方で、年会費値上げ(13.2万円)の影響は今後の相場展開の重しになることは十分想定され、購入総額とブランド価値のバランスを見極めながらの相場推移となっていくものと思われます。

習志野カントリークラブ(千葉県印西市大森7)

日記