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2025.09.16

アコーディア・ゴルフ、新ブランド「GRAND」を展開へ

先週末、アコーディア・ゴルフから新たな発表がありました。2025年10月1日より、一部ゴルフ場にて新ブランド「GRAND」が導入されることが決定しました。

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すでに平和グループのPGMでは「GRAND PGM」というハイグレードブランドを展開していますが、今回の「GRAND」も同様に、威厳と格式を備えたコースを対象としています。アコーディア・ゴルフ内からは以下の6コースが選定されました。

「GRAND」ブランドに選定された6コース
成田ゴルフ倶楽部(千葉県)
オーク・ヒルズカントリークラブ(千葉県)
グレンオークスカントリークラブ(千葉県)
習志野カントリークラブ(千葉県)
東千葉カントリークラブ(千葉県)
ザ・サザンリンクスゴルフクラブ(沖縄県)

これらのコースは「GRAND」ブランド化により、「威厳と品位を兼ね備えた」ハイグレードなコースへと進化していく見込みです。

東千葉カントリークラブの事例
例として挙げられるのが「東千葉カントリークラブ」です。もともとはオリックス・ゴルフ・マネジメントが経営していましたが、アコーディア・ゴルフ傘下となって以降は、キャディバッグのセルフ化やレストランメニューの簡素化、さらにビジター枠の拡大など、他コースと同様の画一的な運営によって、メンバーからは改善を求める声が寄せられ、その影響もあって会員権相場は低迷していました。

しかし今回の「GRAND」ブランド化により営業スタイルの刷新が期待され、すでに会員権相場は上昇の兆しを見せています。

将来的な展望
今回の発表によれば、「GRAND」ブランドは以下のように整理されています。

アコーディア・ゴルフの「GRAND」:6コース
PGMの「GRAND PGM」:17コース
合計:23コース

もっとも、経営母体である平和グループにとっては、「GRAND」シリーズをアコーディアとPGMで明確に区別する必然性は大きくないと考えられます。むしろ、将来的には両ブランドを統合し、グループ全体で厳選したコースを「GRAND」シリーズとして独立展開していく可能性も考えられます。イメージとしては、トヨタが高級車ブランド「Lexus」を立ち上げたケースに近いかもしれません。

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まとめ
PGM親会社によるアコーディア・ゴルフの買収、さらに先日発表された「PGM×アコーディア 名義書換料優遇プラン」に続き、今回の新ブランド導入リリース。矢継ぎ早の動きからも、平和グループ(PGM&アコーディア)の戦略に大きな注目が集まっています。

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