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男子ゴルフのゴルフ日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)では43歳藤田寛之が前人未到の大会3連覇を飾り、今シーズンのJGTOツアーが終了しました。既にLPGAツアーも先週で終了していますので、今シーズンの国内ツアーは全て終了したことになります。

女子のLPGAツアーでは2012年賞金女王は全美貞、2位には最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを制したイ・ボミが入り上位2位は韓国勢でした。全35戦中日本勢15勝・韓国勢16勝で、5月初旬のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(茨城ゴルフ倶楽部西コース、アン・ソンジュ優勝)以降、6月中旬開催のニチレイレディス(袖ヶ浦カンツリークラブ新袖)まで7週連続外国人選手の優勝という時期が続きました。

年間の主要部門別ランキング(平均ストローク、パーオン率、平均パット数、パーセーブ率、イーグル数、平均バーディー数)でも実に6部門中5部門が外国人選手トップと今年もその強さが目立ちました。日本人がトップに立ったのは「イーグル数」の森田理香子のみです。

賞金ランキングをまとめてみました。
1位:全美貞(韓国) 30試合4勝
2位:イ・ボミ(韓国) 26試合3勝
3位:有村智恵(日本) 26試合3勝
4位:アン・ソンジュ(韓国) 24試合3勝
5位:佐伯三貴(日本) 31試合2勝
6位:フォン・シャンシャン(中国) 11試合3勝
7位:森田理香子(日本) 34試合1勝
8位:李知姫(韓国) 26試合2勝
9位:朴仁妃(韓国) 11試合1勝
10位:服部真夕 34試合1勝
※以下20位までの日本人選手
11位:横峯さくら(0勝)、12位:笠りつ子(1勝)、13位:吉田弓美子(1勝)、14位:茂木宏美(0勝)、16位:不動裕理(0勝)、19位:井斧美保子(0勝)、20位:若林舞衣子(1勝)

上位の日本人選手のうち有村智恵は来年アメリカツアーへの挑戦を表明しています。今年10位以内に入った佐伯三貴、森田理香子、服部真夕には来年の日本ツアーを牽引する活躍が期待されます。

ツアー上位20位までの日本人選手を挙げましたが、その中で目立つのは岡本綾子門下生の選手たち。上位20位の中に森田理香子、服部真夕、若林舞衣子の3名がランクインしています。岡本綾子を師と仰ぐ弟子は現在5名で他には青山加織、表純子と錚々たるメンバーです。

岡本綾子と言えば世界ゴルフ殿堂入りしている日本を代表するプレーヤーで、国内ツアー44勝、アメリカツアー17勝、ヨーロッパツアー1勝と凄い成績を残しました。現在は自宅のある広島県で半分農作業半分ゴルフの生活を送っている様ですが、弟子の数が増え今後も岡本綾子門下生入りを熱望する選手も出てくるのではないでしょうか。

指導の特徴は各選手の個性・強みを活かした的確なアドバイス。また、プロとしてメンタル面でのアドバイスによる影響も大きいようです。岡本門下生のエースになりつつある森田理香子の賞金ランキングは2010年28位→2011年21位→2012年は一気に5位と急上昇しています。1m64cmの恵まれた体格からドライバーショットは飛距離250ヤード以上を誇ります。岡本綾子のアドバイスによるものでしょうが今年は天性の飛距離を活かし、年間イーグル数11回という記録を打ち立てました(2位は福嶋浩子6回)。

デビューから指導している服部真夕のランキングは2010年17位→2011年13位→2012年10位と森田と同じく毎年ランキングを挙げています。服部は今シーズン1勝(アースモンダミンカップ、カメリアヒルズカントリークラブ)でしたが、10位以内に入ったツアー数は15試合と上位争いの常連でした。毎ツアー前後で岡本綾子からの的確なアドバイスがあった結果でしょう。

服部真夕の同期の若林舞衣子も今年岡本綾子ファミリーに入門してシーズン1勝(西陣レディスクラシック)を挙げました。若林の前回優勝は2008年のSANKYOレディース以来ですから実に3年ぶり。弟子入りしてさっそく結果を出しました。

岡本綾子門下生の年齢は、森田理香子(22歳)、服部真夕(24歳)、若林舞衣子(24歳)、青山加織(27歳)、表純子(38歳)と比較的若手の選手が揃っています。特徴は選手個々の個性に合わせた指導方法。各選手の性格をしっかり見抜いてその選手にあった言葉やスイングを教えているそうです。

 

選手を誉め長所を伸ばし、なおかつ時間をかけて指導する。そのため、門下生たちの人数は5名が限度のとのこと。韓国人選手の育成方法にスポットが当たりがちな昨今ですが、着実に結果を出しつつあり将来性豊かな選手が揃っている弟子たち。岡本綾子の指導方法が今後注目されてくるに違いありません。
 

プロフィール

グローバルゴルフネット株式会社
代表取締役社長 坪井 繁幸