大宮国際カントリー(埼玉県)荒川河川事業に関する変更について

2023年05月23日

現在、国土交通省が進めている「荒川直轄河川改修事業(第二調整池・第三調整池)」の関係で、本コースでは、2020年7月3日より入会申請者に対して「承諾書」の提出を新たに求めている。

本承諾書は、国から借りているコース内の一部土地に関して、今後返還を求める要請を受ける可能性がある旨、また、コースレイアウトの変更や現行の45ホールからのホール数変動などの影響が出る可能性がある旨を承諾するものとしている。

本承諾書には具体的なホール削減数等の明示はなされていなかったが、先般行われた国土交通省担当官と大宮国際カントリークラブ間での面談により、コースが当初想定されていた内容(9ホール減)よりも、更なる減少が見込まれるとのことである。

現時点で判明している事は以下の通り。
(1)令和6年4月から予定していた事業工事及び大宮国際カントリークラブ占有部分の着工を令和8年4月に延期する。
(2)上記に伴い、令和8年3月末まで、当初(令和2年6月11日)通告していた内容を白紙撤回し、現行通り官地の占有を許可する。
(3)改めて大宮国際カントリークラブに対して、令和8年3月末をもって、荒川左岸の官地の占有許可を解除する。

大宮国際カントリークラブは、本通告に対して、大変困惑しているとした上で、国土交通省に対して、早急に口頭ではなく書面による通告を求めている。また、当初想定していた令和6年4月1日からの9ホール減による36H営業から、期間は2年伸びるものの、令和8年4月からは、9ホールの減少だけでなく、更なるホール数の減少が見込まれる可能性があるとしている。

既に近隣の川越グリーンクロスが本改修事業により、令和6年3月末で閉鎖する予定となっている。対岸にある大宮国際カントリークラブはそこまでの影響が出ない方向とされてきたが、今後正式な通告がどのようなものになるか注視される。

※なお、弊社では現状上記以外の情報については把握できておりません。詳細につきましては、コースへ直接ご確認を頂けましたら幸いでございます。

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