伊勢原CC・大秦野CC(神奈川県)民事再生法の申請およびPGMとのスポンサー締結

2015年02月03日

伊勢原カントリークラブおよび大秦野カントリークラブ経営の東海開発株式会社(東京都千代田区神田小川町)は2015年2月2日東京地裁へ民事再生法の適応を申請。負債総額は約87億2408万円。

また、同日PGMホールディングス株式会社連結子会社であるパシフィックゴルフプロパティーズ(株)が東海開発(株)との間で、伊勢原CC、大秦野CCの再生をパシフィックゴルフプロパティーズ株式会社の資金援助により支援するスポンサー基本合意が成立したと公表した。

今後はPGMグループのもとで民事再生法による再建を目指すこととなった。

伊勢原カントリークラブ、大秦野カントリークラブともに当面名義書換は停止となる。

 

伊勢原カントリークラブ(神奈川県伊勢原市子易132)

大秦野カントリークラブ(神奈川県秦野市横野500)

 

 

【2015年6月】伊勢原CC・大秦野CC再生計画案の配布
今年2月に民事再生手続きを申請した伊勢原カントリークラブおよび大秦野カントリークラブ経営の東海開発株式会社は、債権者に再生計画案を配布した。

主な内容は以下。
・PGMグループのパシフィックゴルフプロパティーズ株式会社をスポンサーに迎えて再建
・支援実行日は2015年10月1日~
・東海開発(株)は全役員が退任し、全株を無償消却しパシフィックゴルフプロパティーズ(株)が新規割り当て株式を取得
・債権者への弁済率は14.3%を予定(2015年12月31日までに弁済)
なお、東海開発株式会社の運営資金から追加弁済もされる方針(1%程度)
・継続会員には無額面のプレー権を発行
・ゴルフ場名称や年会費等は現状維持となる予定

決議の為の債権者集会は2015年7月22日を予定している。確定債権者数は8,061名。

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