2024.12.10
2024年も残すところ20日程となりました。
今年、弊社では神奈川県内にあるPGMの4コースで、P-CAP適用(名義書換料半額特典)による入会が多く見受けられました。P-CAPはPGMの会員特典プログラムの事を指します。その中の「追加入会サービス」を利用されてのご入会が多かったです。
この制度については既にご存じの方も多いかと思いますが、PGM所属クラブに3年以上在籍すると、P-CAP対象クラブに追加入会する際に名義書換料が50%引きになります。
この特典が神奈川県内のゴルフ場で特に活用されている背景には、以下の要因が挙げられます。
◆神奈川県内PGMゴルフ場の特徴◆
神奈川県にはPGMのゴルフ場が以下の4コースあります。それぞれのコースは厚木~伊勢原~秦野エリアに集中しており、近距離にあるためアクセスが容易です。また、正会員の名義書換料も比較的似通った設定となっています。
◇東名厚木カントリー倶楽部:名義書換料22万円(27ホール)
◇秦野カントリークラブ:名義書換料33万円(18ホール)
◇伊勢原カントリークラブ:名義書換料27.5万円(18ホール)
◇大秦野カントリークラブ:名義書換料27.5万円(18ホール)
このエリア特有の近距離性や費用感の近さが、会員権の追加購入の動きを後押ししているように感じます。
◆入会者の主な動向◆
名義書換料半額特典はやはりインパクトが大きく、本制度をご利用された方には以下のような動きが見られました。
(ケース1)所属コースの入れ替え
新たなコースの会員権を購入&入会後、従来のメンバーコースの会員権を売却または退会してホームコースを変更。
例)東名厚木CCの会員が大秦野CCの会員権を購入し、ホームコースを変更するケース。
(ケース2)メンバーコースの追加購入
現在の所属コースの会員権を保有したまま、新たに近場のコースを購入。従来のホームコースはご友人やお知合いの方とのラウンドをメインに、追加購入したコースは競技や技術向上をメインに。
例)秦野CCの会員が、伊勢原CCの会員権を追加購入するケース。
但し、この場合、年会費が所属しているコース双方で発生してしまいますので費用負担は大きくなります。
◆神奈川県のコースでP-CAP適用(名義書換料半額)が促進された理由◆
4コースがいずれも近距離にあることに加え、費用面での負担感が似ているため、ホームコースの変更や追加購入がしやすい環境が整っています。
長年慣れ親しんだホームコースから、来年は心機一転新しいコースでゴルフライフを楽しもうとされている方や、友人が近隣のPGMコースにご所属されている方などにとってはP-CAP適用(名義書換料半額特典)は魅力的な制度かと思います。
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