1992年開場と比較的新しく、美しい景観と高級接待コースとしての趣を残している。フラットな18ホールで、高低差はわずか5mと少なく、自然林に囲まれた落ち着きあるレイアウトが魅力。池やバンカー、張り出した林が巧みに配置され、戦略性も高く、過去にはニチレイインターナショナルなども開催された。GRAND PGMに入ってもおかしくないレベルのコースです。


重厚感あるクラブハウスの奥には、広々としたフェアウェイがゆったりと広がります。高低差わずか約5mのフラットな地形に、18ホールが贅沢にレイアウトされており、コース内には大小10ヶ所程の池が配置され、四季折々の景観美を演出しています。
Blueティからは6,500ヤード近くの設定で、フラットな分、数字以上に距離を感じるホールが多いのも特徴です。元々は27ホールを想定したと言われる設計で、ホール間隔が広く、プレーヤーに“ゆとり”と“上質感”を強く感じさせる正統派の林間コースです。
近隣に位置する「GRAND PGM」の千代田CCやセゴビアGCと比較しても、遜色のない完成度を備えていると言えます。


クラブハウスから真っすぐに伸び、行き帰りが横並びに展開するOUTコース。スタートホールは右サイドに池を抱えるドッグレッグで落としどころが限定されますが、続くNo.02(ショート)以降は、奥に進むにつれ開放的な林間ホールが続きます。
フェアウェイは広くティーショットはのびのび打てますが、池やバンカーが巧みに効いており、距離感と狙いどころを的確に判断する必要があります。グリーンは適度なアンジュレーションがあり、見た目以上に繊細なパッティングが求められます。
4ホールで池が絡み、特にフェアウェイの半分が池となるNo.08は美しさと緊張感が同居しており、阿見Gの象徴的な景観を楽しめます。

出だしの3ホールはクラブハウス内のOUTコース側にあり、「阿見ゴルフクラブ」らしい「景観の美しさ」、「池」、「贅沢なホール間のスペース(グラスバンカーの窪地)」、「ストレート林間コース」を堪能できるホールです。
残りの6ホールはクラブハウスの外側で、駐車場を超えた少し先に移動します。そのため、No.12とNo.13とは少し移動時間がかかります。No.13とNo.14からは地形特有の高低差(とは言え、最大5m)があり、両ホールは共にアプローチショットが軽い打ち上げとなり、少し動き(変化)が出てきます。
また、上がり2ホールは共にドッグレッグとなっており、最終No.18のロングは距離があるだけでなく、グリーン前に2つの池が配置されている難しいホールです。手前グリーンか奥グリーンかによって難易度が大きく変わります。
INの後半6ホールは、多少の起伏も見られるホールも出てきて、なおかつドッグレッグの角度も鋭いホールが多いです。OUT同様、池やゆとりあるスペースが贅沢間を味わせてくれる一方、プレーヤーの総合力が試される完成度の高い9ホールです。

阿見ゴルフクラブが開場当初、高級接待コースとして設計された名残を今に伝えるのが、OUTのNo.04とNo.05、INのNo.12とNo.13の間に広がる巨大なグラスバンカー(窪地)です。
ショートホールすら作れそうなほどの規模で、他コースでは見られない贅沢なスペース使い。この“間のゆとり”がコース全体の落ち着きと高級感を生み、阿見G特有の雰囲気をつくり出しています。


接待コースとしてのルーツを感じさせるクラブハウスは、外観・内装ともに重厚感のある造り。2階レストランは座席数も多く、天井はアーチ状で開放感があり、プレー後の時間をゆったり過ごせます。
浴室は広く、サウナも完備。ラウンド後の疲れをしっかり癒やせる快適な環境が整っています。

フラットで歩きやすく、景観美に優れた本格的な林間コースで、落ち着いたメンバーライフを楽しめます。練習場が遠い点はあるものの、阿見東ICから近く、アクセスも良好です。
さらに、今後、圏央道が大栄JCT〜松尾横芝ICまで延伸すれば、千葉方面からのアクセスもしやすくなります。
「GRAND PGM」ではありませんが、それに比肩するクオリティを備えた“隠れた名コース”といえると思います。
「オリジナル正会員」と「ニュー正会員」の違いは、主にメンバーフィ(会員プレー料金)と年会費にあります。
【メンバーフィ】※ゴルフ場利用税除く
・オリジナル正会員:約7,000円(税込)
・ニュー正会員:3,000円(税込)未満
【年会費】
・オリジナル正会員:55,000円(税込)
・ニュー正会員:132,000円(税込)
阿見ゴルフクラブでプレー回数が多い方は「ニュー正会員」の方が割安になりますが、市場にはなかなか売りが出ない点が難点です。
阿見ゴルフクラブは、平日と土日祝日でメンバーフィが若干異なります。
【平日(月~金)のメンバーフィ】
・オリジナル正会員:7,660円(税込)→プレーフィ6,710円+ゴルフ場利用税950円
・ニュー正会員:3,480円(税込)→プレーフィ2,530円+ゴルフ場利用税950円
【土日祝日のメンバーフィ】
・オリジナル正会員:8,100円(税込)→プレーフィ7,150円+ゴルフ場利用税950円
・ニュー正会員:3,920円(税込)→プレーフィ2,970円+ゴルフ場利用税950円
当コースでは入会申請にあたり、正会員1名の推薦が必須となっております。もし推薦人のご用意が難しい場合は、対応方法をご案内いたしますので、弊社までお気軽にお問い合わせください。
230ヤード・17打席のドライビングレンジをはじめ、アプローチ練習場やバンカー練習場も併設されており、トーナメント開催コースならではの充実した練習環境が整っています。営業時間は夕方18時までのため、時間を気にせずじっくりと練習に取り組むことができます。
完全予約制となりますが、常磐線・荒川沖駅東口から小型乗り送迎車で運行しています。詳しい時間帯等に関しましてはコースへお問い合わせくださいませ。
【2024年1月】名義書換料の改定
2024年4月1日から名義書換料を改定する。
名義書換料
(オリジナル正会員)330,000円から660,000円(税込)
(ニュー正会員)330,000円から660,000円(税込)
(平日会員)165,000円から330,000円(税込)
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【2015年6月】正会員の補充募集
2015年7月1日からオリジナル正会員の補充募集、会員種別変更制度を実施する。
【オリジナル正会員の補充募集】
募集金額:800,000円 ※入会金のみ
募集口数:100口
募集期間:2015年7月1日~ 定員になり次第締切り
※募集期間中の名義書換は停止しない
【会員種別変更制度】
家族会員権(個人2名記名)を、ニュー正会員(個人1名記名)2口に変更する制度を実施。対象は希望会員のみとなる。なお、種別変更後の会員権名義は同一名義人で2本持っても良いし、所有者と家族登録者名義で其々1本ずつ持っても良い。また、家族会員権の預託金は2分割され、据置期限は現家族会員権の内容が継承される。会員種別変更制度は期限を設けず今後継続的に実施される予定。
種別変更料:100,000円(なお預託金の充当が可能、消費税への充当は不可)
年会費:家族会員(2名記名式)240,000円からニュー正会員120,000円(1口あたり)に変更される。