天気が良ければ絶景を見渡せる葉山国際カンツリー・ダイヤモンドC

2024年12月09日(月)

今回は、神奈川県の「葉山国際カンツリー倶楽部」のラウンドレポートです。湘南・葉山エリアの貴重なゴルフ場で、都心からのアクセスも良いものの、ビジターではなかなかプレーする機会が少ないコースです。前回の「大秦野カントリークラブ」と同様神奈川県のコースをレポートします。

まず、「カントリー倶楽部」ではなく「カンツリー倶楽部」という名称から、歴史と格式を感じさせられます。「Country」をなぜカンツリーと表記したのかは分かりませんが、発音的には確かにそれに近いとも言えますね......。

それはそれとして、以前エメラルドコースをラウンドした際には、そのアップダウンに「まるで登山だ......」という印象を抱いた記憶があります。今回は「メインコース」とされるダイヤモンドコースでのラウンドということで、期待を胸に向かいました。

しかし、プレーしてみると、やはり「登山」という感覚は変わらず......。それでも、美しい景色に癒されながらのラウンドとなり、心地よい時間を過ごせました。

詳細の感想は後述いたします。

◇アクセス
最寄りの高速ICは、横浜横須賀道路の逗子ICまたは横須賀ICです。横浜町田ICが至近の筆者にとっては、非常にアクセスの良いゴルフ場でした。

都内からも、東名高速、湾岸線、または第三京浜を経由するなど複数のルートがあり、抜群のアクセスのしやすさが都内や横浜、川崎方面のゴルファーに人気の理由だと納得しました。

ただし、夏場の海水浴シーズンになると、逗葉新道の混雑がどうなってしまうのかと気がかりです。その場合、多少遠回りにはなりますが、横須賀ICからのルートも検討する価値がありそうです。

道中にはコンビニや道の駅が点在しており、買い物には困らないでしょう。特におすすめしたいのが、逗子IC付近にある道の駅「HAYAMA STATION」です。地元でも人気のスポットで、名物のコロッケを提供する「旭屋牛肉店」をはじめ、葉山に関連する有名店が並んでいます。ラウンド後の小腹満たしや、夕食のお土産探しにも最適です。疲れていても、つい立ち寄りたくなる魅力があります(道路を挟んだ向かいのスタバ葉山店もお洒落です)。

また、クラブバスも充実しており、JR逗子駅から6:30~14:30まで1時間おきに運行しています。電車ゴルファーの方にも優しいゴルフ場と言えます

◇クラブハウス

雄大な葉山国際カンツリー倶楽部のクラブハウス

葉山の空に映える綺麗なクラブハウスが出迎えてくれます。豪華絢爛とまではいきませんが、ロッカールームは清潔感があり、接待やデートにも十分対応できる上品な設計となっています。

ロッカールームに向かう廊下

格式あるゴルフ場を訪れる際、私は必ずメンバーボードをチェックするのですが、やはりこちらでも目にしたのは誰もが知る元総理大臣や元幹事長のお名前でした(笑)。このクラブの歴史とステータスを物語っていますね。

クラブハウスを出てスタートテラスに立つと、葉山の美しい景色が一望できます。ゴルフ場へ向かう道中、かなりの高低差を感じた方も多いと思いますが、この眺望を目にすると「おぉ、山の上だ!」と改めて実感できることでしょう。

◇練習場
練習場に関しては、注意が必要です。クラブハウスから約1kmほど道を戻った場所にあります。送迎サービスは行われていないため、自身の車で向かう必要があります。

また、この練習場は一般利用も可能な施設として運営されており、ラウンドするプレイヤーもスコアカードでの清算はできず、専用のプリペイドカードを購入する必要があります

ラウンド前に練習したい場合は、クラブハウスに行く前に練習場に立ち寄り、練習を済ませてからクラブハウスでチェックインするのがスムーズです。

コースからは離れた場所にある葉山国際の練習場

練習場は2階建てで、奥行きは約180ヤード。ラウンド前の練習には十分な広さです。また、練習場の反対側には葉山パブリックコースの受付もあり、このエリア一帯がまさにゴルフ好きにはたまらない「ゴルフ天国」であることを実感しました。

さらに、同伴した友人から「ここはジュニア育成にめちゃくちゃ活用されてますよね」との話を聞き、さらにその思いを強くしました。

◇当日のラウンド
葉山国際は「エメラルドコース」と「ダイヤモンドコース」の2コース、OUT-INの36ホール構成です。グリーンは、ベント芝の「ペンクロス」を使用したPグリーンと、「L93」を使用したLグリーンの2グリーン制となっています。

当日はINスタート、メインとされるPグリーンでのラウンドでした。同伴者は全員シングルハンデの実力者でしたが、私がビジターということでバックティの利用はできませんでした。キャディさんが「ごめんなさい」と謝っていましたが、これは運営上、非常に適切な対応だと感じました。

見ず知らずのゴルファーが自己申告で「バックティを使いたい」と言っても、それを信用できないのが普通だと思いますので。安全で公平なプレー環境を守るためのルールだと理解できます。

結果的に、バックティを使用していたら、体力的にも精神的にも相当疲れていたと思いますので、結果的にこのルールは良い結果だったと思います。

<INコース>
<10番ホール>
約50Y打ち上げていく距離の短いミドルホールです。

ダイヤモンドコースの10番

一見するとスタートホールとしてありがちなレイアウトに思えますが、朝一の不安定な状況の中、この打ち上げを迎えるのはやや厳しい印象です。

前の組のティーショットを見ていると、メンバーの男性2人が揃って左のOBゾーンに打ち込んでしまいました。「なぜ?」と思いつつティーグラウンドに立つと、微妙な左ドッグレッグであることと、右サイドの林と谷がタイトに見えるため、左を狙いたくなる錯覚を覚えるレイアウトであることが分かりました。

ただ、右サイドに突き抜けることはないと信じて、ここは迷わず右サイドを狙うのが安全だと感じました。

何とかティーショットをフェアウェイに置いたとしても、セカンドショットではさらに20ヤード以上の打ち上げが待ち受けています。グリーンはバンカーに囲まれ、狙いどころが難しいため、正直気持ちの良いホールとは言えず、距離感が非常に重要です。

グリーン側から見たダイヤモンドコースの10番

朝イチから「トリでーす」となってしまうことも十分に想定される、試練のスタートホールと言えるでしょう。

(セカンドショット:残り120ヤード+23Y)

<11番ホール>

ダイヤモンドコースの11番

見晴らしの良い打ち下ろしのロングホールで、やや右に曲がるドッグレッグになっています。約30ヤードの打ち下ろしが特徴ですが、右側には1ペナゾーン、左側にはOBが控えているため、視覚的にはフェアウェイが狭く感じられます。

ダイヤモンドコースの11番のフェアウェイ

距離はそれほど長くないため、2オンを狙わなければパーオンは比較的容易です。ただし、セカンドショット以降は緩やかな打ち上げが続き、さらにグリーンがやたらと小さいため、前後左右の距離感を正確に掴むこと重要です。

<12番ホール>

ダイヤモンドコースの12番

やや打ち下ろしの130ヤード前後のショートホールで、背景に美しい市街地の景観を楽しめます。一見すると罠のないシンプルなホールに見えますが、グリーンの奥行きが狭いため、オーバーするとOBのリスクが高くなります。そのため、手前から攻めるのが無難な戦略と言えるでしょう。

<13番ホール>

ダイヤモンドコースの13番

谷越えから約25ヤード打ち上げていく長めのミドルホールです。ティーグラウンドに立つと「え?このレイアウトで440ヤードもあるの?」と思わず声が出そうな印象で、むしろ短いロングホールでも良さそうに感じられます。

谷越えには150ヤード位必要なため、プレッシャーが大きいホールで、ボギーでも十分満足できると言えるでしょう。実際、なんとかショットを2本揃えてギリギリ2オンしたところ、キャディさんから「久しぶりに2オンを見ましたー!」と言われました。

ダイヤモンドコースの13番のセカンド地点

↑No.13のセカンドショット地点

「久しぶりにしか2オンできないミドルホールって、本当に楽しいのだろうか?」と考えてしまった瞬間でした。

(セカンドショット:残り210ヤード + 打ち上げ8ヤード)

<14番ホール>

ダイヤモンドコースの14番

右に膨らんだ後、徐々に狭くなっていくストレートなミドルホールです。左サイドは狭くOBになるので、右サイドは比較的安全です。しかし、右に打ちすぎるとセカンドショットがスタイミーとなり、グリーンを狙うのが困難になります。そのため、見た目以上にスコアを崩しやすいホールです。

ティーショットの戦略としては、安全を重視するなら右サイド、確実にパーオンを狙うなら左サイドと、事前に方向を決めて打つ必要があります。

(セカンドショット:残り150ヤード + 打ち上げ5ヤード)

<15番ホール>

ダイヤモンドコースの15番

ティーグラウンドに立った瞬間、「ああ、これ系ね」と思わせる、山岳コース特有の特徴を持つロングホールです。大きく打ち下ろした後、さらに大きく打ち上げるという、まるでハーフパイプを滑るようなV字型のレイアウト。「ここで登山でもするのかな?」と思わせるほどの高低差です。

キャディさんによると、50ヤードの打ち下ろしから60ヤードの打ち上げという設計で、まさに「登山」を感じるホールです。

ヤーデージ自体はそれほど短くないものの、セカンドショット以降の急な打ち上げにより、ミスショットが多発する危険性があります。意図的にレイアップを選択するなど慎重なプレーが求められ、無理をすると心が折れてしまいます。

(セカンドショット:残り200ヤード + 打ち上げ40ヤード)

<16番ホール>

ダイヤモンドコースの16番

15番の折り返しにあたるホールで、再び打ち下ろしてから打ち上げるレイアウトの長いミドルホールです。見晴らしは良いものの、スキー場で例えるなら、15番が上級者向けコースならこちらは初・中級者向けといった印象です。打ち下ろしや打ち上げの勾配は15番ほど急ではありませんが、それでも「登山ホール」であることに変わりはありません。

このホールでは、心を折られることなく、長いクラブを2回しっかりとまとめる集中力が求められます。無理をせず、一打一打を丁寧に進めるのが攻略のポイントです。

(セカンドショット:残り200ヤード + 打ち上げ15ヤード)

<17番ホール>

ダイヤモンドコースの17番

突然現れる、110ヤード前後の短い打ち上げショートホールです。距離は短いものの、グリーン面が全く見えないため、狙い所を迷いやすいホールです。さらに、油断すると右サイドにOBを出し、大叩きするリスクもあります。

<18番ホール(前半最終ホール)>

ダイヤモンドコースの18番

約15ヤードの打ち上げがある短めのミドルホールです。しかし、ここまでのホールで打ち上げに慣れてしまったせいか、この程度の高低差がほとんどフラットに感じられるのが人間の錯覚というもの。

レイアウト自体はシンプルで大きな罠もないため、冷静にプレーすればパーオンが狙いやすいホールです。前半を気持ち良く締めくくるためにも、正確なショットを心掛けたいところです。

18番から見渡す海と市街地

↑No.18からの眺望(遠方に房総半島、手前に猿島が見えます)

前半(INコース)の印象
途中に「登山」を思わせるホールがあり、同伴者も全員「やられてしまった」という印象でした。

ただし、ティーグラウンドから眺める絶景がいくつかのホールで心を癒してくれたのが、せめてもの救いでした。後半はもう少し穏やかであることを願いながらランチタイムへ。

<OUTコース>
<後半1番ホール(出だしホール)>

ダイヤモンドコースの1番

後半のスタートを飾る打ち下ろしのミドルホールです。右にフェアウェイが傾斜しているため、左サイドのカート道を目印に攻めると安全にプレーできます。見た目以上に打ち下ろしているため、セカンドショットは距離が残りません。落ち着いてスタートを切れるホールと言えるでしょう。

(セカンドショット:残り70ヤード + 打ち上げ5ヤード)

<2番ホール>

ダイヤモンドコースの2番

谷越えの120ヤードほどのショートホール。谷越えとはいえ、よほどショートしない限りOBの心配はありません。むしろ右サイドへのミスショットに注意が必要です。確実にパーを取りたい、比較的攻略しやすいホールといえるでしょう。

<3番ホール>

ダイヤモンドコースの3番

40ヤードほど打ち上げている、短いミドルホール。距離表示は272ヤードですが、打ち上げの影響でそれほど短くは感じません。このホールでは、ティショットよりもセカンドショットの距離感が重要です。グリーンは一見すると上から速そうに見えますが、実際には全く速くありません。そのため、奥に外しても寄せやすく、セカンドショットはやや奥を狙うのが無難です。

グリーン側から見たダイヤモンドコース3番

↑No.03グリーン側からスタートホールを望む

(セカンドショット:残り90ヤード + 打ち上げ15ヤード)

<4番ホール>
恐らくここが名物ホールではないかと感じ、キャディさんに確認したところ、「名物ホールですー」との答え。海を挟んで房総半島を見渡せる絶景の打ち下ろしミドルホールです。この景色を目にした瞬間、「葉山って山の上なんだなぁ」と改めて実感しました。

ダイヤモンドコースの4番

しかし、ホールそのものは決して「可愛い」くなく、左は隣のコース、右は狭いOBゾーン。そしてフェアウェイには絶妙な距離感でバンカーが配置され、油断のならないレイアウトです。「早く落ちてー」と思ってしまうプレイヤーが続出しているのでは、推測します。

とにかくフェアウェイを捉えることが最優先。左右に外すと、大叩きが待っています。

グリーン側から見たダイヤモンドコースの4番

↑グリーン側から見たダイヤモンドコースNo.4

(セカンドショット:残り160ヤード + 打ち下ろし10ヤード)

<5番ホール>

ダイヤモンドコースの5番

10ヤードほど打ち下ろしの、約145ヤードのショートホール。右サイドは奥まで狭いOBゾーンとなっており、確実かつ安全にいくには、サブグリーンとの間を狙うのが賢明な選択です。

<6番ホール>

ダイヤモンドコースの6番

右ドッグレッグの、セカンド以降が打ち下ろしとなるロングホール。距離はそこそこあるため、2オンを狙うよりも、しっかり3オンを狙っていくべきホール

このホールで注意すべきは、グリーン右手前にある池。レイアウト的には右サイドから攻めたくなりますが、池が思った以上にせり出しており、セカンドやサードショットで池に掴まるリスクが高いと感じます。そのため、池までの距離を把握しつつ、3打目の残り距離を考慮したセカンドショットの選択が鍵となるホールです。

ダイヤモンドコースの6番セカンド地点

↑No.06のセカンド地点。グリーン前の池が想定以上にせり出している。

(セカンドショット:残り280ヤード − 打ち下ろし25ヤード)

<7番ホール>

ダイヤモンドコースの7番

谷越えで距離の長いミドルホール。フェアウェイ自体は広めですが、ティショットでしっかり飛距離を稼がないと2オンが非常に難しい設定です。そのため、自然と力みが出てミスショットが増えそうな印象を受けます。

仮にティショットをフェアウェイど真ん中に置けたとしても、セカンド以降はホールがくびれており、特に左サイドはほぼノーチャンスのレイアウト。そのため、ティショット以上にセカンドショットにプレッシャーが掛かります。

ここは右サイドから慎重に攻め、確実に3オンを目指すマネジメントが求められるホール。ボギーでもOKと割り切る戦略がスコアメイクのカギになるでしょう。

(セカンドショット:残り205ヤード + 打ち上げ10ヤード)

<8番ホール>

ダイヤモンドコースの8番

ストレートなレイアウトながら、視覚的にはかなり狭く感じる打ち下ろしのロングホール。ティグラウンドからピンまでが見渡せるため安心感はありますが、右にはペナルティエリア、左には急な法面が控えており、左右どちらに外しても危険です。

距離はそれほど長くないため、ティショットでは飛距離よりも方向性が求められます。このホールは、ティショットでフェアウェイをキープできるかどうかがスコアを左右するといっても過言ではありません。

セカンド以降には大きな罠はありませんので、左右の大きなミスショットを避けられれば、パーオンを十分に狙えるホールです。

(セカンドショット:残り270ヤード + 打ち上げ5ヤード)

<最終9番ホール>

ダイヤモンドコースの9番

狭くて短い、約50ヤードの打ち下ろしが特徴のストレートなミドルホール。レギュラーティから、ロングヒッターであればワンオンが十分狙えます。ただし、グリーン奥はすぐ崖となっているため、ワンオン狙いはあくまで余興として楽しむ程度が無難でしょう。

グリーンの向こうには美しい海が広がり、夕日が差し込む時間帯は特に絶景。そんな穏やかな景色を楽しみながら、無理をせず慎重に攻めれば、締めくくりのパーオンはそれほど難しくありません。

(セカンドショット:残り30ヤード)

後半(OUTコース)の印象
後半のOUTコースは、INコースと比べて「超絶な打ち下ろしからの打ち上げ」といったホールが少なく、上りか下りが一方向に続くホールが多いです。そのため、INコースで感じた"登山感"は薄れたように感じました。

「カートがあるのに、なぜ登山?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に私はインターバル以外は歩いてラウンドしています。アップダウンやトラブルゾーンを実際に歩いて見ながらラウンドしており、今回もほとんど歩きでしたので「登山」という言葉を多用しています。

<総評>
まず、コースの景色が非常に美しく、プレー中に目を楽しませてくれるポイントが多かったのは、プラス要素です。また、ショートホールはすべて短めで、ロングホールも極端に長いわけではないため、長いミドルホールをうまくまとめることができれば、比較的安定したスコアを出せるコースだと感じました。ただし、簡単にボギーを取らせてくれるホールばかりではなく、戦略性が求められる場面も多々ありました

一方で、アップダウンの多さが気になります。たとえカートが利用可能だとしても、この高低差はシニアや女性ゴルファーにとってかなり負担になるかもしれません。実際、前組がメンバー男性2名、女性ビジター2の組でしたが、INの15番ホールのような超絶な打ち上げに苦労され、セカンド以降がほとんど進まない状況でした。その様子を見て、少し気の毒に感じる場面もありました。

私自身、普段は2ラウンド回っても疲れを感じないのですが、今回は1ラウンドで完全に足が完全にやられてしまいました。途中でカートを利用すればよかったのですが......。

アップダウンが気にならないゴルファーであれば、美しい景色と格式あるコースを純粋に楽しめると思います。ただし、同伴者を誘う際には、その人の体力やゴルフ経験を考慮しないと、ラウンド後に不満を言われてしまうかもしれません。

◇レストラン
何より眺望が素晴らしいです。

眺めのいいレストラン

歴史あるメンバーコースにふさわしく、料理の味は非常に美味しかったです。その割には価格もそこまで高くなく、非常に好印象を受けました。レストランおすすめの一品は、葉山牛を使用したハンバーグとのことでした。

◇競技
月例競技はAクラスとBクラスの2クラスに分けて行われているとのことです。
また、スクランブルマッチなど、他ではあまり見られないフォーマットの競技も開催されているようでした。

関東倶楽部対抗戦でも常に上位に位置しているイメージがあり、そのため研修会にもかなり力を入れているのではないかと想像されます。

◇予約
今回は友人が予約してくれたため、詳細な予約方法は不明です。
ただし、メインコースであるダイヤモンドコースは、原則としてメンバーの同伴や紹介が必要とのことです。

一方、エメラルドコースは平日であればビジターだけでの予約が可能なようで、土日についてはダイヤモンド同様にメンバーの同伴や紹介が必要だそうです。

◇プレー進行
今回少し遅めのスタート時間だったことも影響しているかもしれませんが、前半は打ち下ろしのホールやショートホールで毎回待ちが発生する印象がありました。

後半も一部のホールで待ちが発生しましたが、ストレスがたまるほどではなく、全体的には比較的スムーズでした。
完全キャディ付きということもあり、もう少し待ち時間が少ないと嬉しいところですが、このレイアウトを考えると仕方がない部分もあるのかなと思いました。

ランチ休憩は45分とちょうど良い時間で、いつもこのくらいとのこと。

ラウンド全体の進行は以下のようなスケジュールでした:
•    9:27 INスタート
•    12:03 INホールアウト
•    12:55 OUTスタート
•    15:20 OUTホールアウト
全体のラウンド時間としては、こんな感じでした。

◇最後に-葉山国際カンツリー倶楽部の会員権をご検討の方に-
ご覧いただければお分かりの通り、葉山国際カンツリー倶楽部の会員権は入会保証金を含めると相当な金額となります。

「葉山国際」というブランド力や都心からのアクセスの良さ、さらには海と山に囲まれた雄大な景色を考えれば、その価値を見出せる方も多いかと思います。

一方で、当日のスコアは70台だったものの、ラウンド後の感想としては「疲れた」という印象が強かったです(もうすぐ50歳になる自分の体力の衰えもあるかもしれませんが(笑))。

葉山国際カンツリー倶楽部の特長としては以下が挙げられます:
•    都心からのアクセスが良い
•    電車でも行きやすい(クラブバスの本数が多い)
•    「葉山」というブランド

また、その他の魅力として:
•    競技が盛んに行われている
•    「葉山国際」という名前だけで「行きたーい」と思うゴルファーが多い(はず)
•    食事が美味しく、価格も手頃

一方で、以下の方には少し合わない可能性があると感じました:
•    なるべく低い初期投資でメンバーになりたい方
•    ラウンド前後の練習をスムーズに行いたい方
•    シニアや女性とのラウンドが中心の方
•    接待ゴルフが多い方(楽なラウンドとは言えないため)
以上が今回のレポートとなります。ご参考になれば幸いです!

葉山国際カンツリー倶楽部(神奈川県三浦郡葉山町木古庭1043-1)