2025.01.10
前回の記事では、2024年に取扱いが多かった神奈川県の会員権として「東京カントリー倶楽部」を取り上げましたが、東京CC同様、PGMの「東名厚木カントリー倶楽部・単独」も人気がございました。東名厚木カントリー倶楽部・単独(以下、東名厚木CC・単独)では現在、名義書換料への預託金充当制度を実施しており、当ブログでもこれまでに何度か取り上げてきました。今回は、最近問い合わせが増えている「共通・正会員権」についてまとめたいと思います。
◆共通会員権とは?
PGMの共通会員権には、「SGMクラブ」や「総武総合平日」「チサン平日共通」などがよく知られていますが、意外と知られていませんが、山梨県の「中央都留カントリー倶楽部」と神奈川県の「東名厚木カントリー倶楽部」の2コースをメンバーとして利用できる「東名厚木カントリー倶楽部・共通(以下、東名厚木CC・共通」もございます。元々、PGMになる前は共に日本ゴルフ振興が経営していたコースで、2コース共通で売り出しした経緯がございます。
「2コース利用できるなら単独よりも共通のほうが良いのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この2つの会員権は年会費が異なります。
正会員の年会費比較
・単独会員:39,600円(税込)
・共通会員:52,800円(税込)
◆ 数年前と現在の違い
数年前、具体的には8~10年前までは、年会費が単独会員よりも高額である点や、中央都留CCでプレーする機会が少ないことなどから、共通会員権の相場は単独会員権よりも低い状態が続いていました。
しかし、3~4年ほど前から市場に共通会員権の売り物件がほとんど出回らなくなり、現在では希少会員権となっています。
この背景には、元々共通会員の数が少なかったことや、東名厚木CCが共通会員に対し、単独会員への切り替えを促していたことも起因しています。
◆ 最近の状況
最近では、中央都留CCの新規会員募集の影響もあり、中央都留CCのメンバーも増え、メンバー様から「中央都留にも籍を置きながら、東名厚木CCも追加でメンバーになりたい」というお問い合わせをよくいただきます。しかし、上述の理由から、共通会員権の売り物件がほとんど出てこない状況となっており、中々ご案内が難しくなってしまっているのが現状です。
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