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2024.07.02

資生堂レディース2024を観戦してきました

6月29日(土)の第2ラウンドを現地で観戦してきました。前日は大雨の影響でラウンドが中止となり、この日は朝早くから予選が行われていました。

東戸塚駅からバスで戸塚カントリーに向かい、お昼前に到着しましたが、すでに多くのギャラリーで賑わっていました。華やかな女子ゴルフとコースの立地の良さもあり、この日の来場者は7,500人とのことです。

コースの至る所に設置された資生堂レディースのテープ

資生堂レディースについて
2019年に新設された、比較的新しいトーナメントで、毎年、神奈川県の名門、戸塚カントリー倶楽部で開催されています。初代女王となったのは、その年の5月にサロンパスカップで初優勝したばかりの渋野日向子で、イ・ミニョンとのプレーオフまでもつれる大激戦は記憶に新しいです。今年は、昨年プレーオフで涙を飲んだ桑木志帆が、最終日に見事な逆転優勝を果たし、ツアー初優勝を飾りました。

戸塚カントリー・東コースと西コースの尾根
当時は、東戸塚駅からバスで現地へ向かいました。バスの停留所は横浜カントリー側の川上町にあり、バスを降りた後は緩やかな坂道を登って東コースの16番ホールを横切ります。そこからさらに丘を登ると、クラブハウスのある西コースにたどり着きます。

コースを横切って歩いて感じたのは、川上町(東コース)と名瀬町(西コース)の尾根の高さや傾斜の違いです。西コースの尾根は、東コースよりも一段高くなっています。戸塚区には多くの河川が流れており、複雑な丘陵地帯が形成されています。戸塚カントリー倶楽部は、1つのコース内に2つの異なる特徴を持つ尾根があります。特に、西コースの雄大で起伏に富んだフェアウェイや、難易度の高い砲台グリーンは、尾根の地形を巧みに活かした設計だと感じました。

当日の観戦-注目組でのラウンド-
当日は、原英莉花、岩井千怜、小祝さくらの注目組を中心に観戦しました。

一緒にまわってみて驚いたのは、コースの水はけの良さです。お昼過ぎから観戦しましたが、前日の大雨の影響を全く感じさせず、素晴らしいコンディションでラウンドが行われていました。さすがは神奈川県を代表する名門コースです。

原英莉花は横浜市出身で、地元コースでラウンドしやすかったのか、当日はノーボギーの66を記録し(特に後半だけで4バーディ)、最終日に向けての勢いを感じさせました。

現在賞金ランキング1位で、先週優勝したばかりの小祝さくらも、終始安定したゴルフを見せ、女王の風格を漂わせていました。特に18番ホールではグリーン横のバンカーに入れるも、冷静に寄せてパットを決め、堂々としたプレーを生で見ることができました。

岩井千怜は出入りの激しいゴルフでしたが、10番ホールではグリーン奥のラフからチップインバーディを決め、現在賞金ランキング4位の実力を垣間見ることができました。

資生堂レディース2024の看板

資生堂レディースの華やかな雰囲気
コース内には「SHISEIDO LADIES OPEN」と印字された赤と白のおしゃれなテープが至るところに張られ、主催が資生堂であることもあり、全体的に華やかな雰囲気に包まれていました。

東コースの9番ホールにはギャラリープラザが設けられ、大型モニターの前には大人数を収容できる大型テントが設置されており、ビールを飲みながらの観戦が楽しめます(写真で雰囲気を伝えられないのが残念です)。

また、「資生堂パーラー」や様々なキッチンカーも出店しており、フリーゾーンでは家族連れがテントを設置して、リラックスして一日を過ごせる環境が整っていました。これほどゆったりと敷地でゴルフ観戦ができるのも、36ホールを有する戸塚カントリーならではの魅力です。

当日は晴れ間が出たり曇ったりと、快晴とは言えない天気でしたが、逆に暑すぎることもなく、この時期のゴルフ観戦としては恵まれた一日でした。

戸塚カントリー倶楽部(神奈川県横浜市旭区大池町26)

日記