2010.04.07
20代、30代のゴルファーにアンケートを取ってみました。
若い世代が今のゴルフ場にどんな事を感じているのか。色々興味深い事実が浮かび上がってきました。
お客様を接待するため豪華なクラブハウスで高価な食事を摂り、バッグの積み下ろしは勿論、
それこそ箸の上げ下ろしまでサービスしてもらうゴルフが全然受け容れられてないという点です。
外車に限らず車に乗らない、ブランド品を身に着けない、しかし価値のあるものには惜し気もなく
お金を使うライフスタイルが感じられて興味が湧きました。
戦後GDP信仰で必死になって突き進んできた世代には豪華なクラブハウスや高級なコースは
頑張ったご褒美みたいな見え方がしたのかもしれません。
しかし若い世代には何かピンと来ないサービスなのでしょう。
キャデイのサービス、バッグの積み下ろしなど当たり前のように考えられていたものが
「どうしてあるのか分からない」とまでコメントされています。
料金についてはやはりシビアですが、とにかく安ければいいというのではないようです。
料金なりのリーズナブルなサービスが矢張り求められているようです。
たかが若い世代、されど若い世代。
車、デパート、テレビ、新聞、旅館、航空など日本を支えるような産業が追いやられてしまっている
現実を考えると簡単に無視できない問題だなと思います。
ゴルフも例外ではありません。
若い世代にはゴルフはちょっととっつきにくいスポーツなんだと思います。
バーを低くしてウェルカムポーズをとらないとそっぽを向かれてしまう、というかバーを低く
するのではなく、その世代のニーズをしっかり吸い取らないと置いていかれてしまう、
そんな危機感を感じたアンケートでした。
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