クラブハウスを出ると、美しい池と緑が広がる開放的な空間が広がります。フェアウェイは一見広々しているようで絞られており、大小9つの池と特異な形状のバンカーがコースの戦略性を高めます。特にOUTの終盤3Hは全て池が絡み、見た目の優雅さとは対照的にプレッシャーがかかります。近隣の千葉夷隅ゴルフクラブは姉妹コースです。
房総半島中央部の広大(40万坪)でなだらかな敷地に造成された18H。エントランスからクラブハウスまでは庭園のような雰囲気でしっかり整備されています。クラブハウスに近づくにつれ、視界が開けてきてお洒落な門をくぐると自然と気持ちが昂ぶります。クラブハウスも重厚感があり、ハイエンドコースとしてのコンセプトを感じます。コースは9つの池と戦略的に配置されたバンカーが難易度を高めるとともに、景観を引き立てます。最寄の市原鶴舞ICから10分圏内で、横浜・川崎にお住いの方にもアクセスしやすいゴルフ場です。
全18Hの半分くらいのホールで池が絡みます。Whiteティで6,140Y、Blueティで6,501Y、Blackティで6,811Yの為、基本的には上級者向けのコースですが、それぞれの色によって難易度が変わってきます。
ティグラウンドからは視界が開け広々したように感じますが、一打目地点に池やバンカーが配置されている為、プレッシャーがかかります。ただ、ドライバーを240Y近く出せれば、比較的広々とした安全地帯が設けられており、飛距離を取るか、方向性を取るか1打1打考えさせられます。
丘陵コースのため、神奈川県のコース程ではありませんが、緩やかなアップダウンがあります。グリーンは打ち上げ&砲台型が多く、かつホールによっては3段グリーンもあり、プレーをすればするほど味わいが出るコースです。
宮殿のようなクラブハウスは、白亜の外壁とオレンジ色の瓦屋根で清潔感があり、ハウス内にはギリシア彫刻のような置物や噴水もあります。18Hとしては大きなクラブハウスです。設立が1989年の所謂バブル期ですので、やや古さは感じますが、高級志向コースとしての雰囲気が随所に残ります。眺めのいいレストランは、メニュー数も豊富です。クラブハウスから少し離れたところには、南欧風の宿泊施設「ビラ アンダルシア」があり、宿泊型のゴルフも可能です。
練習施設はクラブハウスからも近く(宿泊施設の下)、本格的です。200Y・20打席のドライビングレンジの横に、バンカーとアプローチ練習場が併設されています。アプローチ練習場は広さも十分ある為、50Yレベルの様々な状況を想定した練習が可能です。ショートゲームの技術を上げられたい方には最適な環境です。
経営は国内でも複数コースを所有している韓国系のエイチ・ジェイグループで、ホスピタリティの高さで有名な千葉夷隅ゴルフクラブも同グループのコースです。米原GCでは長らく会員募集を行っていましたが、2021年から名義書換が再開されています。会員数はそれほど多くないと言われており、近隣の千葉夷隅ゴルフクラブに比べると会員権の流通性は高くありません。ただ、最近ではハード面の良さも考慮され、比較的若い世代の方のお問い合わせが増えてきています。
【2023年11月】年会費の改定
2024年1月から年会費を改定する。
年会費
(正会員)39,600円から52,800円