相模湖から相模川河口へと続く国道462号沿いに位置し、全45ホールを擁する大型ゴルフ場。東コースは距離があり、開放感あふれるチャンピオンコース。桜コースには約5,000本の桜が植えられ、春には圧巻の景観が広がります。従来はアコーディア・ゴルフを象徴するコースでしたが、2025年から株式会社平和の傘下となり、今後どう変容していくか注目が集まります。
県下最大級の45ホールのチャンピオンコース
大厚木カントリークラブの特徴は隣接する2コースで、計45ホールあります。アクセスが都心近郊から1時間弱というのが何といっても魅力です。
一昔前の大厚木CCのイメージがある方は「会員数が多くなかなか予約が取りにくい」という印象をお持ちかもしれませんが、毎週大厚木カントリークラブでプレーされているメンバーの方はそう思われていない方が多いのではないでしょうか。コースは結構本格的です。特に東コースはバックでラウンドすると大変距離があります。また、競技会のレベルも高く層が厚いです。
アクセスがよいので会員とビジターの方の価格差も大きい反面、名義書換料と年会費が近隣コースと比較しても高い点がネックという声も聞かれます。
2021年12月末まで、シルバーステイタス(名義書換料30%引き)とトランスファー制度(名義書換料50%引き)が適用されていましたが、2022年1月から残念ながら大厚木カントリークラブでは両制度の適用が除外されることになってしまいました。また、2022年7月からは正会員の名義書換料が従来の66万円(税込)から88万円(税込)に30%以上の値上がりになってしまいました。2022年に入って、立て続けに入会費用のハードルが高くなる施策が実施されています。
神奈川県の厚木市という立地の良さとハード面(県内最大級の45H)を考慮しても、名義書換料88万円(税込)は近隣コースと比較しても高いと言わざるをえなくなってしまいました。
アコーディア・ゴルフでは、大厚木CC同様、集客力が高いと言われているアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブも2022年1月から名義書換料を大幅値上げしています。会員権相場の低迷は避けられなくなってしまいましたが、背景には、両コースについては、ビジター主体の運営でなくても十分収益を上げられるという会社側の思惑があるものと想定されます。
【2023年12月】年会費の改定
2024年1月から年会費を改定する。
年会費
(正会員)66,000円から77,000円
(平日会員)44,000円から51,260円
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【2022年6月】名義書換料の改訂
2022年7月1日から正会員の名義書換料を値上げ改定する。
名義書換料
(正会員)660,000円から880,000円
※平日会員は440,000円で変更なし。
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【2021年11月】トランスファー制度、シルバーステイタスが適用除外に
2022年1月1日から、これまで適用されていた名義書換料割引特典の適用が除外される。
<~2021年12月末まで適用可能>
・トランスファー制度(名義書換料50%引き)
・シルバーステイタス(名義書換料30%引き)
・家族入会割引(名義書換料50%引き)
<2022年1月以降~>
上記のすべての割引制度の適用が除外される。
アコーディア・ゴルフのコースで割引適用されていないのは他にアコーディアG習志野CCがある。
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【2013年6月】アコーディア・ゴルフ系列の大厚木カントリークラブは2013年7月1日から10月31日まで新グランドステータス制度を再開する。
◇新グランドステータス制度について
満60歳以上で3年以上在籍している個人会員と法人会員の記名者を対象とし、この記名者が第三者へ譲渡する際、終身登録会員として引き続きメンバー費用でプレーが継続できる制度。なお、新グランドステータス制度該当者が第三者へ譲渡する場合、名義書換料が半額となり購入者にとっても大きなメリットがある制度です。