2025.02.28
2024年3月1日より、さいたま梨花カントリークラブの名義書換が再開されることになりました。2023年8月10日から約19か月間、名義書換が停止されていたため、久しぶりの再開となります。
2013年4月に導入された名義書換料無料制度は、当時としては画期的なものでしたが、今回の再開に伴い、従来の無料制度とは異なり、以下のいずれかの費用が入会時に発生します。
① 事務手数料(在籍3年以上のメンバーの会員権を購入する場合)
正会員:33,000円(税込)
② 早期名義書換手数料(在籍3年未満のメンバーの会員権を購入する場合)
正会員:165,000円(税込)+事務手数料33,000円=198,000円
①については、名義書換料という表現は使われていませんが、「事務手数料」として33,000円(税込)が発生します。これは、会員権証書やバッグタグの発行費用に相当するものと考えられます。コース側は「事務手数料」と表現していますが、便宜上本文章では「名義書換料」として扱います。
②は、譲渡人の在籍期間が3年未満の場合に適用される名義書換料です。
①と②の名義書換料を比較すると、165,000円(198,000円 - 33,000円)の差があります。入会希望の方は総額で検討するため、在籍年数3年以上の方の会員権と3年未満の方の会員権とでは、理論上、約16.5万円の会員権の価格差が生じることになります。
在籍年数によって名義書換料が異なる制度はこれまでに例がなく、コース側としては、メンバーに長く在籍してもらいたいという意図があると考えられます。特に、名義書換料無料期間中に「入会したがイメージと合わずすぐに会員権を売却する」といったケースを防ぐ狙いがあるものと思われます。
さいたま梨花カントリークラブの会員権購入を検討される方は、売り手の在籍年数を事前に会員権業者に確認することをおすすめします。
さいたま梨花カントリークラブ(埼玉県比企郡ときがわ町西平2042)
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