2024.08.28
さいたま梨花カントリークラブは、2013年に名義書換料を無料化したことで大きな話題を呼んだゴルフ場です。現在は、2022年3月から開始された会員募集に伴い、名義書換が一時停止されています。
ゴルフ場が位置する埼玉県のときがわ町は、のどかな山間の地域で、近隣には玉川温泉や越生梅林などの見どころがあります。コースは標高427mの弓立山の山麓に広がり、かつてのコース名「武蔵丘陵」にふさわしい、変化に富んだ18ホールが特徴です。気温は市街地よりも2〜3度低く感じられます。
当日は曇りの予報でしたが、到着時には濃い霧が立ち込め、風光明媚なOUT1番からのスタートも、いきなり「霧でグリーンが見えない!」という難しい状況に。
↑スタート時には霧が立ち込め、視界不良に。ただその後すぐに明るくなりました。
とはいえ、この霧は一時的なもので、ハーフを過ぎる頃には明るくなり、曇天のおかげで8月にしては快適なゴルフが楽しめました。
コースは多様なレイアウトで、似たホールがほとんどなく、プレーしていて非常に楽しいゴルフ場です。コースのホームページには「水と緑と石の調和」とあるように、地層からのむき出しの石(おそらく岩盤地層)や池が随所に配置され、景観が美しいコースです。
ホールによっては、左サイドや右サイドに岩で囲まれた人工の川の跡が残っており、現在は水は流れていませんが、開場当初はクラブハウスから川の水があったものと思われます。4番ホールは谷越えのショートホールになっており、谷底には小さな池(ダム)があり、川の流れはここに集まっていたと推測されます。
カート道が改善され、クラブを取りに行くのが楽に
丘陵コースであるため、以前はフェアウェイからカート道まで、クラブを取りに行くのが大変だという声が、特に女性や年配の方から多く聞かれていました。しかし、今年に入ってから(2月頃の改修だそうです)、カートの進路がフェアウェイ内に新しく設けられたため、プレーがしやすくなりました。
2番ホールのカート道の改修
写真はNo.2のカート道で、以前は2打目を打った後に丘を登らなければクラブを取りに行けませんでしたが、現在はフェアウェイ上にカート道があるため、以前よりもクラブを取りに行くのがだいぶ楽になりました。
No.11のロングホールの新旧のカート道。
写真をご覧いただければわかると思いますが、以前は右側の木が生えているカート道まで登らなければなりませんでしたが、現在は下の白い2本線がカート道となっており、従来よりもかなり楽になりました。
No.13の名物の打ち下ろしホールの新しいカート道。
従来よりも、フェアウェイ内にカート道が造られており、こちらも以前よりも楽になりました。
クラブハウス内には会員募集も締め切りまで「残り20口」と掲載されており、募集が完了したら、早めに名義書換が再開されるかもしれません。
さいたま梨花カントリークラブ(埼玉県比企郡ときがわ町西平2042)
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