2012.08.28
久し振りに習志野カントリークラブに行きました。回りは住宅地が増えた感じです。
駐車場もクラブハウスも昔のままでしたがクラブハウスは内装を変え、照明を明るくしてきれいになっていました。
練習場も本格的です。
キングコースを回りましたが林間コースのようでありながらドッグレッグが意外と多いのは昔のままです。
ドッグレッグしているのでティショットの狙い所が狭く、少しでも曲げるとサイドバンカーや林につかまってしまいます。250Yのキャリーでサイドバンカーの上を超えるのが最も的確な攻め方ということなのでしょうが、アベレージゴルファーにはかなり厳しいものがあります。
ドライバーはとりあえずフェアウェイに置いとけばいい、というコースとは明らかに違います。まっすぐでやや短いホールもありますが、フェアウェイのまん中に木があったりでやはりドライバーは狙って打つ必要があります。
それとグリーン周りのバンカーが深く、数の多い事にあらためて驚かされます。花道が狭く、転がってグリーンに乗るなどというビギナーズラックはまずありません。グリーンも小さめでセカンドショットの正確さがかなり求められます。
1974年から1997年まで「サントリーオープン」が開催されており、少しも気の抜けない一流コースの面目躍如といったところでしょうか。
こんな本物のコースで、どうして習志野カントリークラブのゴルフ会員権相場がひと桁(2012年8月現在)なのか?
誰もが疑問に思います。そういう問い合わせが多いのはまぎれもない事実です。
・空き枠(早朝、午後含め)を埋める営業努力は他では中々真似の出来ない工夫と努力がある(夕方18時30分を過ぎてもお風呂に入れ、受付に女性がいる!)
・格安料金で一流コースを堪能できる
こういう評価とは逆に、アコーディア・ゴルフの経営になり、既存の習志野CCメンバーからはラウンドに時間がかかる、ネットゴルファーを入れたら詰まるのは分かっていながら予約させている、という声もよく聞かれます。ハード面と立地の良さから、高価格帯でもビジターが入りやすいのだと思います。
2組前に明らかにネットゴルファーと思しきグループがいました。そのためか前半ハーフは3時間超、後半はその組が上がったのか2時間ちょっとでした。
今ゴルフ場が抱えている問題を象徴するかのような前半と後半のラウンドでした。
【追記:習志野カントリークラブのその後の経緯】
・2014年6月:アコーディア・ゴルフのハイブランド「TROPHIA GOLF」に選定
・2019年10月:第一回ZOZOチャンピオンシップ開催(優勝:タイガーウッズ)
・2019年12月:名義書換料及び年会費の値上げ改定
(名義書換料・正会員)1,000,000円から1,500,000円(税別)
(年会費・正会員)60,000円から80,000円(税別)
・2021年11月:名義書換料の値上げ改定
(名義書換料・正会員)1,500,000円から2,000,000円(税別)
※トランスファー制度、シルバーステイタス等の割引制度も適用除外。
名義書換料の大幅な値上げと年会費の高さもあり、2024年現在もゴルフ会員権相場は一桁台で推移しています。
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