2010.03.18
理想を高く掲げても中々その思いを伝えることは難しい、最近そんな思いを強くしています。
売り希望20万、買い希望10万円の相場。15万円で購入の登録をいただければ、お互い5万円ずつ
歩み寄ったことになるので、すぐに中心値の15万円で成約できそうですがこれが中々うまくいきません。
売る方に聞くと19万円ならとわずかしか譲歩していただけないことがあります。
相場上昇期にはよくある話です。やはり現メンバーですから色々情報があるのだと思います。
他に売り物はないし、4万円程度の差額ならメンバーになればすぐ元が取れるし、10万円で仕入れて
19万円で売る訳でもないし、と思い買い手に19万円でどうですかと打診する事になる訳です。
完全仲介で鞘抜きはしておりません、手数料は9,975円のみです、世間の法に染まってないんです、
と幾らこちらの思いを説いてもそれは単なる価格のつり上げにしか映らないという厳然たる事実。
買われる方からすれば中心値で登録したのに何ですぐ19万円なんだよと思われて当たり前ですよね。
何を持って妥当な中心値とするのか。全てはその1点に付きます。
「売り手、買い手の双方が納得できる価格」を続けるしかないとあらためて思います。
「背中を押す」という言葉があります。多少高くても無理矢理でも購入してもらった方が結局後で
感謝されるというのは長い経験で分かっているつもりですが、企業理念として価格交渉をしないと謳っている
以上経過報告にとどめたいと生真面目に考えてしまいます。
生涯の楽しみになりうるゴルフの会員権を気軽に持っていただくという「蓮の華」を追い続けて
今日も価格交渉ではない経過報告を続ける毎日です。
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