房総半島の南端にあり、南国リゾートの雰囲気が漂う27ホールです。アクアライン・海ほたるから1時間と、横浜や川崎方面からは距離がありますが、地元の方や館山に別荘をお持ちの方、また金谷港を利用する横須賀市在住の方などに人気のあるゴルフ会員権です。クラブハウスも新しく、高台から見渡せる太平洋は、まるで南国のリゾートコースに来たかのような錯覚を覚えます。2025年1月から年会費が値上がりします(正会員:5.5万円)。
サーフィンの地として有名で、房総フラワーラインの南西部に位置する27H。クラブハウスからは弓なり状の海岸線と緑豊かなコースを見下ろすことができ、遠く南国に来ているような感覚に陥ります。海と山に囲まれ、観光スポットも多い南房総エリアの為、メンバーの中には近隣の宿泊施設に泊まって週末のゴルフを楽しまれる方も多いと聞きます。立地は恵まれていないものの、関東エリアでは珍しいリゾート風のシーサイドコースとあって、館山カントリーの会員権の価格もこのところ見直されてきています。
設計は戸塚カントリー東コースなどを手掛けた間野貞吉で、レイアウトはクラブハウス前に広がる西コース、中コースと、バスで移動する東コースの27Hです。夏は海風が涼しく、冬も温暖なゴルフ場です。全体的に距離はそれほどなく、平坦でフェアウェイも広々している為、スコアはまとまりやすいかと思います。ただ、高麗の1グリーンは意外に早く、ガードバンカーもあごが高いため、海風の影響次第では難易度が大きく変わります。各ホールはパームツリーでセパレートされており、日常の喧騒を忘れてゴルフを楽しめます。27Hもあるため、メンバー様からは予約も比較的取りやすいと聞いています。
クラブハウスは2012年にリニューアルされており、南国リゾートの名門コースのような趣があります。室内はクリーム色の壁面とクリームイエローをベースとした絨毯で統一されており、リラックスできる空間になっています。レストランはフローリングとなっており、天気が良ければ眼下に太平洋を見渡せ、緑と青の対比は千葉県内のゴルフ場でも随一と言えます。潮風にあたりながら昼食をとれるウッドデッキもあります。
クラブハウスを下ったところに小ぢんまりとしたドライビングレンジとその奥にバンカー&アプローチ練習場があります。決して「大きく&充実」した施設ではありませんが、小ぎれいでプレー後にじっくり練習されるメンバーの方もいらっしゃいます。
東コースはクラブハウスから少し離れている為、循環バスで移動します。西コースや中コース程高台にありませんが、No.7は太平洋に向かって打ち下ろす眺望が美しいミドルがあります。左右OBの為、プレッシャーがかかりますが、プレーをしていて気持ちの良いホールです。
クラブハウスも新しく、関東のゴルフ場では味わえないリゾート感あふれるコースとして、最近は問い合わせ件数も多くなってきました。経営会社は港区赤坂にある西山興行で、大宮国際カントリーやニッソーカントリー、霞南ゴルフ倶楽部などを経営しています。都心から遠いのが難点ですが、別荘や宿泊施設を利用してゴルフを楽しまれたり、プレー後に館山市内で夕食を取られて帰宅される方など、色々なスタイルのゴルファーも増えてきました。
館山カントリーでは、メンバー1名(正会員は正会員、平日は正会員or平日会員、週日は全会員)の推薦が必要となります。
入会申請書類の「入会承認申請書」にメンバーの方の署名&実印捺印が必要になる箇所があります。
クラブハウスから駐車場を下ったところに、30Y弱の小ぢんまりとしたドライビングレンジがあります。奥にはバンカーとアプローチ練習施設があります。決して大きい訳ではありませんが、プレー前後の調整は十分可能です。
いえ、名義書換書類の提出先は東京本社になります。コースではありませんので、ご注意ください。
株式会社館山カントリークラブ
〒107-0052:東京都港区赤坂2-15-18
※西山興業株式会社グループ
有料(片道500円)で金谷港への送迎バスが行き帰り1便運航しています。定員50名の予約制となる為、電車利用の方は早めの予約が必要になります。
館山駅には送迎バスは運行していませんが、委託会社へのチャーター便の運行はあるようです。詳細はコースへご確認ください。
【2024年7月】年会費の改定
2025年1月から年会費を改定する。
年会費
(正会員)33,000円から55,000円
(平日会員)16,500円から27,500円
(週日会員)13,200円から22,000円