- 2011.08.19
- 名義書換促進がゴルフ場を救う!
震災後大手のPGMホールディングスでさえ1~6月の連結決算の発表を見ると売上16%減、入場者数12%減、前年165億の黒字が20億の赤字と大変厳しい結果となったようです。
売上16%減というのはどれだけ厳しい数字か。
18Hで5万人の入場があるコースだと単価1万円として売り上げは5億、その16%となると▲8,000万円ということになります。
あるゴルフ場の会員数が2,000人で年会費が40,000円とするとまるまる年会費による収入が全てが消えてしまう計算です。
既存のメンバーに負担はかけられない、年会費は上げられない、ビジターを増やそうとすればTシャツゴルファーが殺到すると八方ふさがりの中で有効な穴埋め策は皆無と言っていいと思います。
そこでご提案したいのが前回のブログでも書いた「名義変更活性化策」です。
既存のメンバーに負担を掛けず、スリーピングメンバーをアクティブメンバーに切り替え、入場者をじわじわと増やす窮余の策です。
それなりの覚悟も必要ですが実際の成功例(前回ブログ)を見れば早く踏み切るかどうかで5年先、10年先の生死を分ける決断になると思えます。
・ゴルフ場に相場なんて関係ない
・入会条件を緩くするとコースにそぐわないメンバーが入ってくる
ゴルフ会員権ネットが手数料を安くすることで多くの若いネットユーザー層から引き合いをいただいてます。もちろんまだまだ市場全体の声とは言えませんがある種の先端の声である気は致します。その多くの新しい層の方が何を望まれているか。
「名義書換がゴルフ場を救う!」
予想外に多く扱わせていただいて切にそう思います。
- 2011.08.11
- お久し振り その2
とあるコースの名義書換件数の推測です。
弊社の取り扱い件数から全体を類推したものですから確かな数字とは言えませんが、色々な要因からかなり実態に近いのではと密かに自負しております。
名義書換件数、年間200件、つまり200人の方が新しく会員になったことになります。
・少なく見積もって年間30回(入会したてが一番多い)プレー
・一回当たりの費用はメンバーフィー約8,000円(セルフで食事代込み)
で計算するとざっと4,800万円です。200人の方の名義書換料、物品売上げ、ビジター同伴売上げ、等を加えるとざっと1億円は下らないのではと推察されます。
今まで免除になっていた年会費が名義書換により生き返ってくるのはもちろん、何よりコースにとって大きいのは30,40代の新しい会員を取り込める事だと思います。
まさに細胞の活性化と言えます。
市場全体として名義書換が低調な現在、年間の名義書換件数が20,30件のコースがざらにある中で驚異的な件数です。
もちろん色々な要因があり(ゴルフ会員権を扱う立場として買い手側の意向をダイレクトにお聞きしています)簡単にその件数に到達している訳ではなさそうです。コース側の努力も大きいと思います。
新しい細胞同士が「お久し振り」と声を掛け合う状況を一刻も早く作り出すお手伝いが出来ればと切に思います。
グローバルゴルフネット株式会社
代表取締役社長 坪井 繁幸
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