2012年10月05日
ゴルフ場運営会社の株式会社太平洋クラブ(東京都港区)は2012年10月3日、東京地裁から会社更生法に基づく保全管理命令を受けた。
太平洋クラブは今年1月23日に東京地裁へ民事再生法を申請(負債総額約1,260億円)。しかし、アコーディア・ゴルフの支援を受けての会社側の再建案に対して預託金の返還率が低いなどの理由から一部の債権者が反対の声を挙げ9月28日に東京地裁へ会社更生法の適応を申し立てていた。太平洋クラブは民事再生手続き廃止の決定を受け、今後は会社更生手続きを進める。
今回の決定によりアコーディア・ゴルフは株式会社太平洋クラブおよびその子会社7社とのゴルフ場事業、関連事業の再生スポンサー契約を終了した。
※太平洋クラブは三井住友VISA太平洋マスターズが毎年開催されている「太平洋クラブ御殿場コース」など全国17コースを保有している。
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