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2013.01.21

PGMによる2013年名義変更入会プラン(預託金充当)

PGMが2013年度も名義書換入会案内(預託金の充当&名義書換料減額)を発表しています。

お客様からよくご質問をいただく部分でもありますので改めて「預託金の充当」と「名義書換料減額」について記載します。

「預託金の充当」
預託金とはゴルフ会員権証券に記載されている額面金額の事で、発行日から記載されている年月が経過した後にゴルフ場から返還されるものです。ゴルフ会員権証券によって額面金額がまちまちな場合が多く、預託金の充当とはこの額面を名義書換料に充当することを言います。

預託金充当については過去に東名厚木カントリー倶楽部を例に解説したブログがありますのでそちらをご参考ください。

「名義書換料減額」
期間中に名義書換料を純粋に減額するプランです。

昨年も実施されていたプランのため、多くのゴルフ場は同様の内容で延長していますが、一部プラン内容の変更があったゴルフ場もあります。(掲載は関東近郊のコース)

ローレルバレイカントリークラブ(福島県)
正会員>262,500円から157,500円

扶桑カントリー倶楽部(茨城県)
正会員>210,000円から105,000円

クリアビューゴルフクラブ&ホテル(千葉県)
正会員>367,500円から262,500円

アバイディングクラブゴルフソサエティ(千葉県)
正会員>315,000円から157,500円

中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部(長野県)
正会員>420,000円から105,000円

相良カントリー倶楽部(静岡県)
正会員>315,000円から210,000円
※預託金充当金額上限は2012年の300,000円から200,000円に変更。

本プランが導入された後、PGMの各ゴルフ場会員権相場は一気に上昇しました。預託金充当と名義書換料減額を組み合わせれば名義書換料が僅か1万円になるケース(川越グリーンクロス等)もありますので当然の結果です。PGMにとってもゴルフ会員権相場が上昇し、休眠メンバーから新規のメンバーへの入れ替えが進むなど好循環です。

名門コースでも黒字化が難しいと言われる現在、ゴルフ場にとって名義書換料は貴重な収入源です。ゴルフ場経営はコースの維持管理、クラブハウスなどへの設備投資など莫大な費用がかかり、費用捻出のためにも名義書換料を据え置かざるを得ないのが現状です。メンバーへ年会費の値上げ負担を求めると反発が出ますし、ビジターを増やせば今度はTシャツゴルファーが殺到してしまうなど八方ふさがりの状況だからです。

そうした中、既存のメンバーの負担をかけず、アクティブメンバーを増やしていくPGMの名義変更活性化策はまさに英断です。本プランを活用されてメンバーになられるお客様の声を聞いていると、5年後、10年後に生き残っていくコースがどのようなものか見えてくる気がします。
 

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