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2012.10.07

キャノンオープン2012(戸塚カントリー倶楽部)観戦

戸塚カントリー倶楽部西コースで開催されているキャノンオープン2012の最終日を観戦してきました。日本女子オープン(横浜カントリークラブ)か ら2週連続して神奈川県横浜市での開催です。先週と今週のツアー観戦を梯子されるゴルフファンの方も多いのではないでしょうか。

戸塚カントリー倶楽部は名匠、井上誠一設計コースとあって、4日間戦い抜くにはハードな設計です。全長は7,191ヤードを誇り、コース全体に気品あるアンジュレーションがあります。また、場内には約2万本と言われる松や桜がありコース全体の風格を醸し出します。

こ こ2年のキャノンオープンは2010年横田真一が優勝、2011年は当時39歳の地元神奈川出身の久保谷健一が9年ぶりの優勝を果たしています。横田と久 保谷は同級生でベテランが意地を見せたここ2年間です。昨年は石川遼も優勝争いに加わったことで、4日間合計で約42,000人が戸塚カントリー倶楽部に 来場しました。毎年3連休の時期に開催されるのも影響があるかもしれません。

キャノンオープンが始まったのは2008年からですが、 2005年には日本女子オープンゴルフが戸塚カントリー倶楽部で開催され、宮里藍が優勝しています。この時のギャラリー来場者数は21,018 人で今でも記録として残っています。これだけの人数を集客できるのは戸塚カントリー倶楽部の立地の良さが挙げられます。横浜市の市街地の中によくこれだけのコースがあるなという印象です。ツアー時にはJR東戸塚駅と相鉄二俣川駅から送迎バスがひっきりなしに出ています。
 

canonopen2012.jpg



2012年最終日は史上最年少でのツアー10勝目を目指す池田勇太が単独首位で、2位タイには石川遼、黄重坤、手嶋多一が2打差追いかける展開で始まりました。特に池田勇太、石川遼がいる最終組は注目が集まります。

池田勇太の優勝となると昨年の7月のサン・クロレラ クラシック(小樽カントリー倶楽部)以来。石川遼が優勝となると意外かもしれませんが、2010年三井住友VISA太平洋クラシック以来で、手嶋多一は優勝となると実に5年ぶりとなります。

昨日の夜からの雨と午前中は小雨が降っていた影響で若干来場者数が減ったのかもしれませんが、それでも池田・石川・手嶋の最終組は非常に多くのギャラリーがついて回り後半は先回りして観戦場所を確保しておかないとプレーが見られないほどでした。

結 果は、初日から首位を守り通した池田勇太がプレッシャーのかかる中スコア69でまとめ2009年以来のキャノンオープン制覇となりました。池田勇太は今 シーズン初優勝となり、優勝賞金3,000万円が加算されますので一気に賞金ランキング2位に浮上しました。最終18Hでは午前中の雨も止み、秋の日射し が出てきたので観戦していて非常に気持ちが良かったです。

キャノンオープンが毎年開催される戸塚カントリー倶楽部は国内屈指の名門コースです。2012年10月現在、神奈川県のゴルフ会員権相場で取引中心値1,000万円を超えているのは戸塚カントリー倶楽部と磯子カンツリークラブ、そしてレイクウッドGCぐらいです。

 

戸塚カントリー倶楽部ゴルフ会員権相場

過去にも数々のメジャーツアーの舞台となり、ゲーリー・プレーヤーは「戸塚のグリーンは世界No1」と評しています。10月1週目のこの時期に毎年開催されるようになったキャノンオープンを来年も楽しみにしたいです。


※参考
神奈川県会員権相場
 

日記