BLOGスマートゴルフを目指して

2010.03.04

ゴルフ会員権の動向【サイトオープンから2カ月経って】

昨年12月に「ゴルフ会員権ネット」はオープンしましたがその時は売却の登録が多かったように

思いました。新しいサイトのため購入希望の方に不安もあったかと思います。

しかし、2月の半ば過ぎから急に潮目が変わったというか購入の登録が増えてきました。

昔から2月は会員権の需要期と言われてきましたが、年によって変動もあり、

その伝説が定着するまでには至っていません。ゴルフ会員権は株価より先に動くなどと

持て囃されたこともありますが、それも場合によってです。

凝り性なのでその昔、ゴルフ会員権の罫線を作り短期波動、長期波動、ゴールデンクロス、

果ては遅行線がどうのと捻くりまわしてみたことがありますが的確な指標を生み出すまでには

至りませんでした。

やはり一番のアンテナは多くのユーザーの売買気配という結論に尽きます。

2月1日からの1ヶ月で登録件数の内7割が購入希望、売却して購入という入れ替えも

含めると8割近い方が購入へ登録された事実は何をかいわんやです。

その昔、日銀が経済の先行指標としてゴルフ会員権の動向を熱心に調べていたことがあります。

所謂消費の「気分」を推し測る最も適した指標なのかもしれません。

閑話休題、それにしてもゴルフ会員権は少し下がり過ぎですね。民事再生手続きが終了し

弁済率が確定した後の預託金より安い相場があったりするのはまさに「羹に懲りて膾を吹く」では

ないでしょうか。

プレー代の減殺分は別にして5年或いは10年経てばイニシャルコストが全額回収できるというのは

聊か歪な状況と言わざるを得ません。

そういう歪なというかリーズナブルでない状況に気付いたシャープな方だけが購入登録を

しているとは思えません。やはり「気分」が変わってきているのだと思います。
 

会員権相場