BLOGスマートゴルフを目指して

2011.04.01

ゴルフ会員権初心者

初めてゴルフ会員権を検討される、いわゆる「会員権初心者」のお問い合わせが最近思いのほか多い気が致します。価格が安くなったことが大きな要因だと思います。

「会員権初心者」などと大変失礼な呼び方ですが、実は大手企業にお勤めで腕前も100前後、年間30ラウンド位される30,40歳台の一線で活躍されている方といったイメージです。

「土日、月に2回程度ラウンドし競技などにも出てもっとうまくなりたい」
「会員権を持ち気軽に近場のゴルフ場でプレーしたい」
「土日でも1人で行けスムーズに回れるゴルフ場を希望」
「年会費がそれほど高くない方がいい」
こんな要望をいただく事が多い気がします。

ご自分でも色々検討されていて何コースか挙がってくるのですが、1つのコースに絞られていく過程を観察していますと昔の基準とは大分違ってきていることに気が付きます。

既成概念を捨てなければいけないのは我々扱い業者かもしれません。

お薦めのコースは、とよく聞かれますので特定のコースを押しつけることをせず最近取引の多いコースをまずお勧めするようにしています。

「会員権を持つのはまだまだ身分相応」
「取引が色々不安」
「何をどうしたらいいのか分からない」
「登録をすると色々しつこくされるのでは」

多くの「会員権初心者」の不安を取り除くべく少しでもお役に立てればと思いつつお問い合わせにお答えしております。
 

ゴルフ会員権取引 日記

2011.01.04

年頭のご挨拶

あけましておめでとうございます。謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

さて、「ゴルフ会員権ネット」が産声を上げてから早くも1年以上経過しましたが、

お陰さまで予想以上に多くの方々からお引き合いをいただくことが出来ました。
色々ご心配やご不安がおありになったと思いますがこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
 

始める前は、こんな不景気の中、ゴルフ会員権なんか買う人はいないのではと心配されました。大いに不安を感じながらの船出でしたが1年を通してみて少しだけ分かった事が幾つかあります。
・価格が安くなって明らかに買いやすくなっている
・土日に安くやりたいと願うゴルファーが圧倒的の多い
・問い合わせや登録いただくコースには偏りがある
・競技志向の方が案外多い
等々です。


それ以外にも色々とユーザーの生のニーズが伝わってきました。

それはまたあらためて少しずつ開示させていただきたいと思います。

「メンバーとなりゴルフ場の受付で初めてサインする時の気持ち」

を一人でも多くのゴルファーに味わっていただきたい、その一心で始めた「ゴルフ会員権ネット」ですが

多くのネットユーザーにご支援いただき心より感謝しております。
 

今後とも「ゴルフ会員権ネット」がゴルフ会員権取引の一助となれば幸甚でございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2011年 元旦

ゴルフ会員権ネット」運営
グローバルゴルフネット株式会社
代表取締役 坪井 繁幸

日記

2010.10.08

日経新聞「主要ゴルフ場」調査

少し前に日経新聞に主要ゴルフ場の2010年度の業績予想が出ました。
主な項目だけをピックアップすると以下の通りです。

①<260コースの内、半分を超えるコースが2010年度の業績見通し減益、赤字>
半分を超えるコースが弱気な見通しをしています。

デフレが進み、そういう傾向にあるのだろうなと予測はつくのですが次の項目は全く逆の結果を示しています。

 

<売上高見通し 発表した103コースでは0,3%増>
アコーディア     4~7月の入場者数 前年同期比2,5%減
PGM              1~7月の入場者数 全年同期比1,7%減


アコーディアとPGMの入場者数こそ減っているものの、

0,3%とは言え売り上げ増になっているコースが103コースもあるという結果です。

 

それなのに①の見通しになってしまうのはなぜなのでしょう。

入場者は回復してもプレー単価の下落に対しコストの切り下げが追いつかないということなのでしょうか。

 

アコーディアとPGMは入場者減になっていますが、これは春先の悪天候が大きく響いているためで

入場者が減少傾向にあるとは軽々に判断出来ないと思われます。

<仮説>「入場者は増えてきている」

 

以下も日経新聞の記事に出ていました。
2010年度のゴルフ場の営業収支 49,6%が黒字で増益 今年並み 黒字に転換 赤字幅縮小

半分のゴルフ場が収益は改善すると見ています。これは結構驚くべき結果なのではないでしょうか。

 

①の記事はデフレ不況でゴルフ場も青息吐息のようなトーンでしたが

③の記事では半分のゴルフ場は収益改善と見ている訳です。


「半分に近いゴルフ場が収益改善傾向と見ている」

最初の項目とは裏腹な結果と言わざるを得ません。
新しいスタイルに変換出来たゴルフ場(約半分)は入場者も増え集客も順調と見ているのだと思います。
 

日記

2010.09.26

京都雑感

先日京都に行ってきました。
東福寺、泉涌寺、妙心寺、青蓮院と回りましたがこれらの寺に共通するものは何だかご存知ですか。

思いつかれる方は相当な京都通です。

そう、庭つきなんです。手頃な大きさの庭があって眺めているとほっこり出来るんですね。

久し振りだったので不図気が付いたのですがなんか若い人が少ない・・・。
昔は男一人で庭など眺めていようものなら若い女性たちの物珍しげな視線を強く感じたものです。
京都に来ている人が少ないのかと考えながら、脂取り紙屋さんが経営しているカフェに入ると、

なんと!若い人で満員でした。それも順番待ち。
庭も眺めながらオシャレなお茶をいただけるのでお寺よりも

コストパフォーマンスが高いなんてことはないと思いますが・・・・。


若い人は敏感です。若い人が離れてしまうのは脅威です。
町へ戻ってみると河原町阪急に閉店の張り紙が大きく張ってありました。
四条通りに面したビルもテナント募集の案内がいたるところにあります。


「哲学の道」を歩きながらゴルフ場も同じことが言えるのではなどと余計な心配をしてしまいました。


先日あるゴルフ場のドレスコードを見てびっくりしました。

今流行りの大腿部分にポケットが付いているパンツが禁止と書いてあったんです。


ドレスコードを決めるゴルフ場の理事の皆さん、町を歩いて若い人たちの服装をよくご覧になってください。

車にはお金を使いませんが服にはびっくりする位使うんですから。

そのポケット付きパンツだって恐らく2,3万円もする代物です。ゴルフウェアよりいいものを穿いているのです。


若い人のニーズを敏感に捉えたサービスをゴルフ場にも取り入れてもらいたいこの頃です。
 

日記

2010.07.25

世代の移転(アコーディア、PGMの経営スタイル)

最近弊社で取引の多いコースは圧倒的に外資の2グループです(両社とも日本の上場会社ですが)。コース数が多いせいもありますが、いわゆる初めて会員権を買う「ゴルフ会員権初心者」の方への訴求力が抜きん出ているような気がします。

アコーディア・ゴルフグループは名義書換料が半額になるサービスが大きな反響を呼んでいます。初めての人でも買いやすいのでしょう。

PGM(パシフィックゴルフマネージメント)グループは「P-CAP 制度」によりグループコースでのプレーが割安に出来たり、所属コースの一時変更が出来る特典に人気あります。

アコーディア、PGM両グループとも他コース在籍や会員の紹介者といった入会条件は設けていません。ゴルフ会員権流通性の阻害となる要因は排除し柔軟に対応しているのだと思います。

アコーディア、PGMとも入会書類の記入内容はがかなり詳しく、これから会員になる人の属性を把握しようと努めている気がします。やはり色々研究しているのですね。

「ゴルフ会員権初心者」と言われる30代、40代の圧倒的な層が昔の経緯など知らず、プレーしてみたら意外にコースは良いし、価格も安いので購入を検討するというパターンなのかもしれません。

そういう方たちが最も気にされるのが「一人でゴルフ場に行ってプレーできるのか?」ということです。アコーディア、PGMグループの問い合わせの多いコースに聞いてみましたが「本当は事前の予約が欲しいですが、1人ならまあ何とかなります、帰っていただくことはありません」というお返事でした。

この価格帯ならこれで十分と思う層が多いのでしょうか。

ゴルフ会員権相場は概して高いとは言えませんが、その取引件数をみると新しい経営スタイルに慣れない層から既成概念のない層へ移転しているのかもしれません。

日記