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2017.04.12

名義書換料への預託金充当制度について(大宮カントリークラブ)

埼玉県の大宮カントリークラブでは平成30年3月31日まで名義書換料が実質0円になる新入会員促進キャンペーンを実施しております。本キャンペーンはまず「1,名義書換料が半額」となり、さらに「2,名義書換料に預託金を充当できる」制度です。

◆大宮カントリークラブのキャンペーン概要
1,名義書換料が半額(正会員):324,000円(税込)→150,000円(税込)
2,名義書換料に預託金を充当可能:最大15万円まで名義書換料に預託金を充当可能

「1,名義書換料が半額」については読んで字の如くのため、説明を省かせて頂き、預託金充当制度について説明いたします。まず皆様からよくご質問いただくのは、「預託金とは何か?」ということです。「預託金」とは大宮CC会員権証書に記載されている金額のことで、「額面」とも呼ばれています。「預託金」というと、ご入会時に名義書換料とともにゴルフ場へ支払う「入会預託金」と勘違いされる方もいらっしゃいますが、ここでいう「預託金」とは、繰り返しになりますが「売り手の方のゴルフ会員権に記載されている金額(額面)」のことになります。

弊社で取り扱いしたことがある大宮カントリー会員権の預託金(額面)は15万円の物件が多く、他には預託金20万円の物件も取り扱いしたことがございます。数は少ないのかもしれませんが、預託金15万円or20万円以外の預託金の物件もあるかもしれません。なお、預託金の大小によってメンバーとしての権利が異なる事はありません。

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↑大宮カントリークラブ会員権証書イメージ



現在大宮CCで実施しているキャンペーンでは、名義書換料(正会員):150,000円(税込)に預託金を最大15万円まで充当することができます。

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預託金15万円の会員権を市場でご購入され、ご入会時に預託金15万円を名義書換料(15万円、税込)に充当されると、名義書換料は実質0円になります。

また、ご入会時に名義書換料15万円を充当されておりますので、新規に発行されるゴルフ会員権の預託金は0円(無額面)に減額されます(預託金20万円の会員権証書の場合は、新規に発行されるゴルフ会員権の預託金は5万円に減額)。

現在実施されているキャンペーンは平成30年3月31日までとなっていますが、仮に本キャンペーンが今後も継続された場合、ご入会時に預託金を充当されてしまうとご売却時の会員権の価値は下がることになります。なぜなら、次に入会される方が預託金0円の会員権だと、名義書換料への預託金充当ができなくなるからです。

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そのため、本キャンペーンが今後も継続された場合、「証券A:預託金15万円の会員権証書」に比べ、「証券B:無額面(預託金0円)の会員権証書」は市場で取引される会員権価格も理論上はAとBの差である約15万円弱の開きが出てくることになります。

預託金充当制度を利用することで、ご売却時の会員権の価値は下がることになりますが、入会時の総額が減額されることもあり、ご購入される方皆様が本制度を利用して大宮カントリークラブへご入会されていらっしゃいます。

大宮カントリークラブ会員権相場

ゴルフ会員権取引