ゴルフ会員権ネットブログ スマートゴルフを目指して

ニューヨークのレストランでウェイトレスのアルバイトしていた知り合いは高い学費をチップで賄ったと聞いたことがあります。

給料は驚くほど安いそうですがチップの個人差が凄いそうです。お客様の名前、家族構成、好きな話題、味付けなど瞬時の内にインプットしなければならず英単語を覚えるより真剣だったそうです。マニュアルなど何の役にも立たないそうでサービス競争社会の真髄を味わったと述懐していました。

ゴールデンウィークの連休中にゴルフ会員権ネットにご購入登録をいただいたフレンドシップカントリークラブ(平日会員)ですが、売り物が中々出ず2カ月以上かかってしまいました。やっと売り物が見つかり7月15日にご入金いただきました。

2カ月以上も辛抱強くお待ちいただき有り難い限りですが、主題は7月15日以後の展開です。15日朝一番で入金確認出来ましたのでヤマトの宅配便で送付しました(なんと朝10時までに送ればその日の夜に着いてしまうのです!このサービスも凄い)。

そしてこれからがびっくりの核心です。お客様からなんと17日の夕方「無事面接も終わり入会出来た」旨のメールをいただきました。

フレンドシップCCのマニュアルには面接後2週間で承認、名義書換料入金後メンバーとしてプレーとなっています。ちょっと考えられない早さです。

詳しくはお聞きしていませんが書類一式が届いてすぐコースへ連絡され、それからコースの気の利いた素早い対応がなされたのだと勝手に想像しています。

名前の通りフレンドリーな姿勢が示されたのかもしれません。木曜日に入金、同日ゴルフ会員権証券一式送付、金曜日に面接、土曜日にメンバーとしてプレー(恐らく仮承認だと思いますが)という新記録のような早さでした。

ゴルフ場にニューヨークのサービスを期待するのは酷というものですが、ウェルカムポーズが示されたのをお聞きすると、チップを差し上げる訳には参りませんが、取引に携わる者として次も是非お薦めしようと考えてしまいます。

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最近弊社で取引の多いコースは圧倒的に外資の2グループです(両社とも日本の上場会社ですが)。コース数が多いせいもありますが、いわゆる初めて会員権を買う「ゴルフ会員権初心者」の方への訴求力が抜きん出ているような気がします。

アコーディア・ゴルフグループは名義書換料が半額になるサービスが大きな反響を呼んでいます。初めての人でも買いやすいのでしょう。

PGM(パシフィックゴルフマネージメント)グループは「P-CAP 制度」によりグループコースでのプレーが割安に出来たり、所属コースの一時変更が出来る特典に人気あります。

アコーディア、PGM両グループとも他コース在籍や会員の紹介者といった入会条件は設けていません。ゴルフ会員権流通性の阻害となる要因は排除し柔軟に対応しているのだと思います。

アコーディア、PGMとも入会書類の記入内容はがかなり詳しく、これから会員になる人の属性を把握しようと努めている気がします。やはり色々研究しているのですね。

「ゴルフ会員権初心者」と言われる30代、40代の圧倒的な層が昔の経緯など知らず、プレーしてみたら意外にコースは良いし、価格も安いので購入を検討するというパターンなのかもしれません。

そういう方たちが最も気にされるのが「一人でゴルフ場に行ってプレーできるのか?」ということです。アコーディア、PGMグループの問い合わせの多いコースに聞いてみましたが「本当は事前の予約が欲しいですが、1人ならまあ何とかなります、帰っていただくことはありません」というお返事でした。

この価格帯ならこれで十分と思う層が多いのでしょうか。

ゴルフ会員権相場は概して高いとは言えませんが、その取引件数をみると新しい経営スタイルに慣れない層から既成概念のない層へ移転しているのかもしれません。

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ゴルフ会員権ネットを利用されるお客様から本当にこの手数料だけなのか、とたまに聞かれます。

後で何か費用を請求される事はないのかご不安なのだと思います。

異様に安い(これはお客様の表現です)手数料を守るためにいろいろお客様に切ないお願いをしています。

省けるところは出来る限り省かせていただかないと消費税除く実質9,500円の手数料を

維持できないからです。具体的には

□対面取引
交通費や人件費が掛かってしまうので基本的に全て郵送(宅配)取引でやらせていただいています

□ゴルフ会員権取引における郵送(宅配)代
こちらから書類を送る場合は当然こちらの負担ですが、

譲渡書類をご返送いただく場合や入会書類をコースへご提出いただく費用はお客様にご負担いただいています。

 

□譲渡通知代
一部のゴルフ場は書留での内容証明送付を義務付けています。
費用は920円かかります。ゴルフ会員権業者がサービスでやるケースもあるようですが

敢えて分けさせていただいてます。
 

□紹介者
基本的にはご自身で付けていただくようお願いをしています。

止む得ずご斡旋をする場合は実費の他に費用として1万円(認印の場合)を申し受けています。

これは紹介者の方に郵送でお願いするわけにもいかず半日かけて出向き、

交通費も手土産も必要なためです。


多くのゴルファーに気軽にメンバーになっていただくため、

ゴルフ会員権売買手数料「9,975円=異様に安い手数料」を何とか守りたいと考えています。
 

たかが9,975円、されど9,975円、

そこには会社の成り立ちというかコンセプトが込められている、そんな気がするのです。
 

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プロフィール

グローバルゴルフネット株式会社
代表取締役社長 坪井 繁幸